大阪・京都・兵庫ほか、関西の美術館・博物館で現在開催中、ないし今後開催予定の展覧会情報をまとめて紹介。各美術館の詳細をクリックすれば、展示作品、美術館へのアクセスや営業時間、展覧会情報も一緒に確認できる。最新情報を随時更新していくので、気になる美術館や展覧会をチェックしておこう。
現代スペインを代表する「ミケル・バルセロ」大規模個展、大阪・東京ほかで - 絵画や彫刻など約100点開催中期間:2021年3月20日(土)〜5月30日(日)展覧会「ミケル・バルセロ展」が、大阪の国立国際美術館にて、2021年3月20日(土・祝)から5月30日(日)まで開催。その後、長崎県美術館、三重県立美術館、そして東京オペラシティ アートギャラリーに巡回...
「ボイス+パレルモ」展が愛知・埼玉・大阪で、20世紀美術を代表する彫刻家と絵画の可能性を追求した画家期間:2021年10月12日(火)〜2022年1月16日(日)
“ヴィデオ・アートの先駆者”久保田成子展が東京・大阪・新潟で、デュシャンに触発されたヴィデオ彫刻など期間:2021年6月29日(火)〜9月23日(木)
国立国際美術館は、大阪にある1977年設立の美術館。主に現代美術の作品を収集し、多様な視野をもったテーマで展覧会を開催している。建物は、1970年の日本万国博覧会開催に際して建設された万国博美術館を活用したもの。竹の生命力と現代美術の発展・成長をイメージした外観デザインを有し、より来場者の快適な鑑賞を実現すべく、人と美術との交流を生み出すパブリック・ゾーンを設けている。
特別展「豊臣の美術」大阪市立美術館で - 豊臣ゆかりの桃山美術作品を紹介、絵画や刀剣も開催中期間:2021年4月3日(土)〜5月16日(日)特別展「豊臣の美術」が、大阪市立美術館にて、2021年4月3日(土)から5月16日(日)まで開催される。織田信長の遺志を継ぎ全国統一を果たした豊臣秀吉とその一族は、きらびやかな桃山美術をリードする原動力...
「メトロポリタン美術館展」大阪&東京で、フェルメールやルノワールなどの名品でたどる西洋絵画の500年期間:2021年11月13日(土)〜2022年1月16日(日)
大阪市立美術館は大阪市・天王寺公園内にある美術館。設立当初の本館と、平成4年に美術館の正面地下に新設した地下展覧会室の2つの施設で構成される。地上3階、地下2階からなり、本館陳列室では特別展覧会やコレクション展示が開催されている。平常展示では購入や寄贈により集まった日本・中国の絵画、彫刻、工芸など8,400件を超える館蔵品と、社寺などから寄託された作品を随時陳列。また、地下展覧会室では、常時様々な美術団体が主催する展覧会を開催している。
「グランマ・モーゼス展」大阪・東京ほかで - 絵画など約130点から見る“自然と日常”へのまなざし開催中期間:2021年4月17日(土)〜6月27日(日)生誕160年記念「グランマ・モーゼス展─素敵な100年人生」が、大阪のあべのハルカス美術館にて、2021年4月17日(土)から6月27日(日)まで開催される。その後、名古屋、静岡、東京、広島に巡回予定。...
展覧会「コレクター福富太郎の眼」東京ほかで、“昭和のキャバレー王”が蒐集した近代日本画・洋画を紹介期間:2021年11月20日(土)〜2022年1月16日(日)
「ポーラ美術館コレクション展」東京・大阪・富山で、モネやピカソの絵画など作品約90点期間:2021年7月9日(金)〜9月5日(日)
あべのハルカス美術館は、大阪の商業施設「あべのハルカス」内16階にある美術館。"あらゆるアートを、あらゆる人に。"というコンセプトを掲げ、人とアートが気軽に、かつ深くふれあえる拠点となるような美術館を目指している。開催される展覧会は、近鉄沿線の文化財を集めたものや、日本・東洋美術、西洋美術、現代アートを扱うものなど様々。駅直結の立地にふさわしく、誰もが芸術・文化を体験し楽しめる「都市型美術館」だ。
堺 アルフォンス・ミュシャ館は、大阪の堺市立文化館内にある、アルフォンス・ミュシャ専門の美術館。アール・ヌーヴォーの芸術家アルフォンス・ミュシャの約500点のコレクションを中心に、展覧会を年に3回開催。 フランスやアメリカ、 チェコで活躍したミュシャの初期から晩年にいたる創作活動を、多彩な角度から紹介している。
中之島香雪美術館は、大阪・中之島の高層ビル、中之島フェスティバルタワー・ウエスト内にある美術館。神戸・御影の香雪美術館に次いで、朝日新聞社の創業者である村山龍平による「村山コレクション」を所蔵する美術館としてオープン。刀剣・武具、仏教美術、書跡、近世絵画、茶道具といった、日本と東アジアの古い時代の美術品を紹介する。
特別展「よみがえる承久の乱」京都文化博物館で、承久の乱の経緯を伝える「絵巻」約80年ぶり公開開催中期間:2021年4月6日(火)〜5月23日(日)特別展「よみがえる承久の乱―後鳥羽上皇 vs 鎌倉北条氏―」が、京都文化博物館にて2021年4月6日(火)から5月23日(日)まで開催される。特別展「よみがえる承久の乱―後鳥羽上皇 vs 鎌倉北条氏―」...
映画祭「EUフィルムデーズ2021」日本初公開含む欧州作品が東京&京都に、アニメやスリラーも期間:2021年6月17日(木)〜7月4日(日)
展覧会「さまよえる絵筆」板橋区立美術館で - 戦時下の前衛画家を紹介、東京・京都で育まれた系譜期間:2021年6月5日(土)〜7月25日(日)
京都府京都文化博物館は、日本文化の形成に大きな役割を果たしてきた京都の歴史と文化を紹介する博物館。総合展示室では、京都ゆかりの作家や作品を紹介する「京の至宝と文化」、祇園祭を紹介する「京のまつり」、平安から昭和までの京都の姿を紹介する「京の歴史」の3つのゾーンに分けて展示している他、年ごとにテーマを設けて京都の魅力を紹介する展示を行っている。
企画展「美人のすべて リターンズ」福田美術館で - 池田蕉園などの美人画を一挙公開、松園《雪女》も期間:2021年4月24日(土)〜7月4日(日)
福田美術館は、2019年10月に京都・嵯峨嵐山にオープンした日本美術の美術館。所蔵コレクションは、日本画家の作品を中心に構成される約1,500点。「たとえ美術に詳しくない方が見ても、感動を与えられるような」作品をコンセプトに、琳派、円山四条派から京都画壇への流れをおさえたラインナップを揃える。、円山応挙、与謝蕪村、伊藤若冲ら江戸時代の絵師たちの作品をはじめ、横山大観、上村松園、竹内栖鳳などの近代の名画、さらに国内有数の竹久夢二コレクションを保有する。
京都国立博物館で「鑑真和上と戒律のあゆみ」展 - 仏教彫刻・絵画の名宝とともにたどる“戒律”開催中期間:2021年3月27日(土)〜5月16日(日)凝然国師没後700年 特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」が、京都国立博物館 平成知新館にて、2021年3月27日(土)から5月16日(日)まで開催される。“戒律”とは仏教徒が守るべき倫理的規範であり、戒律...
特別展「最澄と天台宗のすべて」東京・福岡・京都で - 貴重な仏像や絵画などとたどる、天台宗の歴史期間:2022年4月12日(火)〜5月22日(日)
特別展「京(みやこ)の国宝」が京都国立博物館で - 京都ゆかりの国宝や皇室の至宝を一挙公開期間:2021年7月24日(土)〜9月12日(日)
京都国立博物館は、寺社仏閣が多く、平安時代からの長い歴史を持つ京都の貴重な文化財を、収集、保存、研究、展示することを目的に、1897年に開館した博物館。絵画、彫刻、工芸品の他、考古資料や歴史資料など、数多くの国宝、重要文化財を所蔵する。コレクションの一部は、2014年に平常展示館として開館した「平成知新館」にて展示されている。特別展示館として利用されるレンガ造り平屋建ての「明治古都館」や正門は、重要文化財に指定されている。
京都国立近代美術館は、岡崎公園の一角にある美術館。開館時から工芸品に重点を置いてきた伝統を継承すること、京都を中心とした関西の近代美術の流れに注目すること、国際的な視点で現代美術の動向を把握することなどを運営方針として、作品の収集・展示を行っている。所蔵品は、6,000点以上ある日本画や洋画などの絵画をはじめ、工芸、彫刻、写真、書など12,000点以上に及ぶ。
「古代エジプト展 天地創造の神話」東京・京都・静岡で - 棺やミイラ・マスクなど名品約130点開催中期間:2021年4月17日(土)〜6月27日(日)展覧会「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話」が、東京都江戸東京博物館にて、2021年4月4日(日)まで開催。その後、2021年4月17日(土)から京都市京セラ美術館に、20...
「るろうに剣心展」東京・京都・新潟で、原画含む200点&剣心vs志々雄の描き下ろしイラストも期間:2021年4月23日(金)〜6月6日(日)
京都市京セラ美術館初の大規模建築展「モダン建築の京都」- 歴史都市に息づく“近代建築”に迫る期間:2021年9月25日(土)〜12月26日(日)
京都市京セラ美術館は、1933年に「大礼記念京都美術館」という名称で開館した美術館。収蔵品をテーマに沿って展示する常設展「京都市美術館コレクション展」を年間数回開催する他、近・現代美術の企画展を行っている。また、「京展」や「日展」などの公募展も開催される。
2020年5月には「京都市美術館」の名を改め、「京都市京セラ美術館」としてリニューアルオープン。新たに現代アートに向けた展示室や、常設展を行うコレクションルームが新設される。
細見美術館は、1998年に京都市左京区岡崎に開館した美術館。実業家・日本美術コレクター、細見古香庵に始まる細見家三代の蒐集品を基礎として、神道・仏教美術から茶の湯の美術、琳派・伊藤若冲といった江戸絵画まで、日本美術のほとんどすべての分野・時代を網羅するコレクションを所蔵している。日本の古美術のコレクションを中心に多彩な企画展を開催。古典に息づく美の魂を未来に活かしたいという志のもと、伝統文化の継承保存と普及振興に尽力している。
“デヴィッド・ボウイと京都”鋤田正義の写真展、美術館「えき」KYOTOで開催開催中期間:2021年4月3日(土)〜5月5日(水)展覧会「時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA 鋤田正義写真展」が、京都の美術館「えき」KYOTOにて、2021年4月3日(土)から5月5日(水・祝)まで開催される。鋤田正義は、広告・音楽...
日本画家・田中一村の展覧会が美術館「えき」KYOTOで - 奄美へとつづく画業をたどる期間:2021年5月8日(土)〜6月6日(日)
美術館「えき」KYOTOは、京都駅直結の百貨店・ジェイアール京都伊勢丹の7階に隣接する美術館。国際化する文化都市・京都で、文化・情報発信基地となることを目指し、さらなる文化創造・交流の一助となることを願って1997年9月に開館された。空へ向けて広がる大階段からも入場することが可能。絵画、写真、絵本、工芸、アニメ、ファッションなど、国内外の幅広いジャンルを取り扱う。
展覧会「若冲と近世絵画」相国寺承天閣美術館で - 寺院空間を彩る、若冲ら京の絵師の作品を紹介期間:2021年4月29日(木)〜7月25日(日)
2021年8月1日(日)〜10月24日(日)
相国寺承天閣美術館は、室町幕府第三代将軍足利義満によって1392年に創建された臨済宗相国寺派の大本山・相国寺と、鹿苑寺(金閣)、慈照寺(銀閣)、ほか塔頭寺院に伝わる美術品を保存・展示するために設立された美術館。国宝5点、重要文化財145点を含む多くの優れた文化財を収蔵し、さまざまな企画展でこれらを紹介している。
企画展「花ごよみ」嵯峨嵐山文華館で - 大観や春草など、“花と四季”をテーマに日本画を紹介期間:2021年4月24日(土)〜7月4日(日)
2018年にリニューアルオープンした嵯峨嵐山文華館は、嵯峨嵐山の地で誕生したとされる百人一首の歴史や魅力、そして日本画の粋を伝える美術館だ。常設展では、小倉百人一首の誕生から現代の競技かるたに至るまでの変遷を解説。また、企画展では、日本画を中心にスポットライトをあてた展示を行っている。
「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」神戸市立博物館で - 代表作の大障壁画全68面を一挙公開期間:2021年4月24日(土)〜6月6日(日)
神戸市立博物館は、神戸市立南蛮美術館と神戸市立考古館を統合して、兵庫県・神戸市に作られた人文系博物館。「国際文化交流-東西文化の接触と変容」をコンセプトに、1982年に開館。国宝「桜ケ丘銅鐸」などの考古学資料や古地図、「聖フランシスコ・ザヴィエル像」「織田信長像」などの南蛮美術資料の3分野を主に収蔵する。2018年2月以降休館していたが、 2019年11月にリニューアルオープン。