関東圏にあるおすすめの美術館・博物館を特集。東京をはじめ、神奈川、千葉など、都県別にアート作品を楽しめる施設情報を紹介する。開催中の展覧会スケジュールをチェックできるほか、各詳細からは観覧料や開館時間などを確認することも可能だ。
東京都現代美術館は、約5,500点の収蔵作品を活かし、現代美術の流れを展望できるコレクション展や大規模な国際展をはじめとする企画展示など、絵画、彫刻、ファッション、建築、デザインなど幅広く現代美術に関する展覧会を開催している。
“空海と真言密教の源流”神護寺の展覧会が東京国立博物館で - 国宝《両界曼荼羅》など約100件を公開開催中期間:2024年7月17日(水)〜9月8日(日)創建1200年記念 特別展「神護寺 ─ 空海と真言密教のはじまり」が、東京国立博物館 平成館にて、2024年7月17日(水)から9月8日(日)まで開催される。古くから紅葉の名所として知られてきた京都の神...
内藤礼の展覧会が東京国立博物館で - 縄文時代の土製品に着目、自然光に満たされた空間作品を展開開催中期間:2024年6月25日(火)〜9月23日(月)特別展「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」が、東京国立博物館にて、2024年6月25日(火)から9月23日(月・振)まで開催される。光や空気、水、重力といった自然がもたらす事象と向き合い、「地上の生...
“カルティエと日本”紐解く展覧会が東京国立博物館で - ジュエリーなど約200点、横尾忠則らの作品も開催中期間:2024年6月12日(水)〜7月28日(日)カルティエ(Cartier)の展覧会「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 — 美と芸術をめぐる対話」が、東京国立博物館 表慶館にて、2024年6月12日(水)から7月28日(日)ま...
東京国立博物館(通称・トーハク)では、日本を中心とした東洋文化の美術品や考古物などを収蔵し、11万件の重要な文化財を保存・公開している。展示は総合文化展と特別展の2種類があり、総合文化展は、主に所蔵品と寺社などから預かる寄託品で構成。特別展はテーマを設定した大規模な企画展示で、年3回~5回程度開催されている。
“交錯する文字と絵”中世写本の展覧会が国立西洋美術館で、ヨーロッパ彩飾写本の役割と華やかな装飾に迫る開催中期間:2024年6月11日(火)〜8月25日(日)中世ヨーロッパでキリスト教の信仰を支えるとともに、知識の伝達を担っていた写本。膨大な時間と労力をかけて制作される写本は、ときに贅沢品となり、なかには華やかな彩飾が施されるものもあった。書物の機能と結びつ...
“リトグラフ”の小企画展が国立西洋美術館で - ドーミエ、マネやルドンなど、19世紀の版画作品を紹介開催中期間:2024年6月11日(火)〜9月1日(日)小企画展「西洋版画を視る—リトグラフ:石版からひろがるイメージ」が、東京・上野の国立西洋美術館にて、2024年6月11日(火)から9月1日(日)まで開催される。小企画展「西洋版画を視る—リトグラフ:石版...
ヨーロッパ中世写本の展覧会が国立西洋美術館で - “文字と絵の融合”華やかな彩飾写本の世界を紹介開催中期間:2024年6月11日(火)〜8月25日(日)企画展「内藤コレクション 写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙」が、東京・上野の国立西洋美術館にて、2024年6月11日(火)から8月25日(日)まで開催される。その後、北海道の札幌芸術の森美術館に巡回...
国立西洋美術館は、フランス政府より寄贈返還された松方コレクションを基礎に、西洋美術作品を広く紹介している。美術館の建物は、建築家ル・コルビュジエによる設計で、2016年に「ル・コルビュジエの建築作品─近代建築運動への顕着な貢献─」の構成資産の一つとして世界遺産に登録された。
東京国立近代美術館は、国内有数の合計約4500平方メートルを誇る展示スペースを有し、20世紀初頭から現在に至るまでの多様なジャンルの作品を展示。また、1階の企画展ギャラリーでは、年数回特定のテーマに基づいた国内外の美術作品を展示する企画展を開催している。
アーティゾン美術館(旧・ブリヂストン美術館)は、印象派と20世紀絵画を中心とする西洋の近現代美術や、明治以降の日本の洋画を収蔵。リニューアルに伴い、古美術や現代美術にも視野を広げている。館内では、企画展のほか、コレクション作品を紹介する展示を行っている。
東京都写真美術館のコレクション展「見ることの重奏」奈良原一高やアジェら14作家“視線の多層性”開催中期間:2024年7月18日(木)〜10月6日(日)東京都写真美術館では、展覧会「TOPコレクション 見ることの重奏」を、2024年7月18日(木)から10月6日(日)まで開催する。37,000点を越える東京都写真美術館の収蔵作品のなかから、テーマに沿っ...
展覧会「今森光彦 にっぽんの里山」東京都写真美術館で - 全国の“里山”を捉えた写真・映像約190点開催中期間:2024年6月20日(木)〜9月29日(日)展覧会「今森光彦 にっぽんの里山」が、東京都写真美術館にて、2024年6月20日(木)から9月29日(日)まで開催される。今森光彦(いまもり みつひこ)は、自然と人の関わりを写真や映像、文章を通して伝え...
東京都写真美術館は、日本初の写真と映像を専門とした美術館。3階、2階、地下1階の3つの展示室では、自主企画展や収蔵作品など、展年間を通じて展覧会を開催している。
そのほか、東京都内の美術館&博物館情報はこちらから。
横浜美術館は、ダリ、マグリット、セザンヌ、ピカソなどの作家や、幕末明治以降の横浜にゆかりの深い作家の作品など、約1万3千点の19世紀後半から現代にかけての国内外の美術作品を所蔵し、テーマごとに展示を行うコレクション展、多彩な企画展を開催している。また、横浜が日本における写真発祥の地のひとつであることにちなみ、写真コレクションの充実も図っている。
神奈川県立歴史博物館では、「かながわの文化と歴史」を総合的に紹介。常設展示である総合テーマ展示では、神奈川の歴史を5つの時代に分け、人びとの生活や信仰、政治や経済の変化、外来文化の影響など、さまざまな歴史的視点に基づいて展示を展開している。また、特別展、豊富な館蔵資料をもとにした特別陳列、コレクション展も開催している。建物は、旧横浜正金銀行の本店として1904年に建てられたネオ・バロック様式の旧館部分と、1967年の神奈川県立博物館の開館にあたり増築された新館部分とから構成されている。
そごう美術館は、横浜そごうが1985年に開店する際に開館。展覧会では洋画・日本画・工芸・彫刻・版画・書・写真など国内外の幅広いジャンルを展示している。
鈴木のぞみの個展が箱根・ポーラ美術館で - “物に宿る記憶、光の痕跡”初期〜新作を紹介開催中期間:2024年6月8日(土)〜12月1日(日)神奈川・箱根のポーラ美術館では、鈴木のぞみの展覧会「The Mirror, the Window, and the Telescope」を、2024年6月8日(土)から12月1日(日)まで開催する。鈴木...
フィリップ・パレーノの個展がポーラ美術館で、“現実とフィクションのはざま”初期〜初公開作品が一堂に開催中期間:2024年6月8日(土)〜12月1日(日)企画展「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空」が、神奈川・箱根のポーラ美術館にて、2024年6月8日(土)から12月1日(日)まで開催される。フィリップ・パレーノは、1964年に生まれた、フランスを代...
箱根のポーラ美術館は、印象派などの西洋絵画を中心に、約9,500点の作品を収蔵・展示。絵画以外には、工芸品(陶磁器とガラス)、化粧道具のコレクションと、多岐にわたる。また、2017年10月1日には、現代美術の展示スペースもオープンした。
そのほか、箱根の美術館情報はこちらから。
横須賀美術館は、神奈川県立観音崎公園の豊かな緑に三方を囲まれ、目の前には東京湾が広がる環境に位置しており、館内でも常に周囲の自然を感じられるよう、天井や側面には大小の丸穴を開けることで開放的な空間を構成している。企画展示室では、海外の美術や日本の近現代美術などをテーマに、多彩な企画展を開催。一方、所蔵品展示室とギャラリーでは、朝井閑右衛門室をはじめとする所蔵作品を、多彩な角度から紹介している。
神奈川県立近代美術館 葉山は、日本で最初の公立近代美術館として、1951年に開館。独自性の高い展覧会を1年に数回開催している。所蔵作品はおよそ14,000件にのぼり、とりわけ高橋由一や萬鉄五郎、岸田劉生などの幕末・明治から昭和にかけての日本の近代洋画や、鏑木清方といった明治期以後の日本画など、日本近代美術の作品が充実している。
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館は、葉山館とともに、それぞれ1年に数回の展覧会を開催している。