関東圏にあるおすすめの美術館・博物館を特集。東京をはじめ、神奈川、千葉など、都県別にアート作品を楽しめる施設情報を紹介する。開催中の展覧会スケジュールをチェックできるほか、各詳細からは観覧料や開館時間などを確認することも可能だ。
企画展「日常のコレオ」東京都現代美術館で - 青山悟ら、国内外の現代アーティスト約30組が一堂に開催中期間:2025年8月23日(土)〜11月24日(月)東京都現代美術館では、企画展「開館30周年記念展 日常のコレオ」を、2025年8月23日(土)から11月24日(月・振)まで開催する。企画展「開館30周年記念展 日常のコレオ」は、アジアを中心に、15を...
“インスタレーション空間で繰り広げるパフォーマンス”笹本晃の個展が東京都現代美術館で開催中期間:2025年8月23日(土)〜11月24日(月)企画展「笹本晃 ラボラトリー」が、東京都現代美術館にて、2025年8月23日(土)から11月24日(月・祝)まで開催される。笹本晃(ささもと あき)は、1980年神奈川に生まれ、現在はアメリカ・ニューヨ...
東京都現代美術館は、約5,500点の収蔵作品を活かし、現代美術の流れを展望できるコレクション展や大規模な国際展をはじめとする企画展示など、絵画、彫刻、ファッション、建築、デザインなど幅広く現代美術に関する展覧会を開催している。
東京国立博物館(通称・トーハク)では、日本を中心とした東洋文化の美術品や考古物などを収蔵し、11万件の重要な文化財を保存・公開している。展示は総合文化展と特別展の2種類があり、総合文化展は、主に所蔵品と寺社などから預かる寄託品で構成。特別展はテーマを設定した大規模な企画展示で、年3回~5回程度開催されている。
国立西洋美術館は、フランス政府より寄贈返還された松方コレクションを基礎に、西洋美術作品を広く紹介している。美術館の建物は、建築家ル・コルビュジエによる設計で、2016年に「ル・コルビュジエの建築作品─近代建築運動への顕着な貢献─」の構成資産の一つとして世界遺産に登録された。
東京国立近代美術館は、国内有数の合計約4500平方メートルを誇る展示スペースを有し、20世紀初頭から現在に至るまでの多様なジャンルの作品を展示。また、1階の企画展ギャラリーでは、年数回特定のテーマに基づいた国内外の美術作品を展示する企画展を開催している。
アーティゾン美術館(旧・ブリヂストン美術館)は、印象派と20世紀絵画を中心とする西洋の近現代美術や、明治以降の日本の洋画を収蔵。リニューアルに伴い、古美術や現代美術にも視野を広げている。館内では、企画展のほか、コレクション作品を紹介する展示を行っている。
映画監督ペドロ・コスタ、日本最大規模の展覧会が東京都写真美術館で - 映像・写真・音が交わる鑑賞体験開催中期間:2025年8月28日(木)〜12月7日(日)東京都写真美術館では、展覧会「総合開館30周年記念 ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ」を、2025年8月28日(木)から12月7日(日)まで開催する。ペドロ・コスタは、ポルトガルを代表する映画監督だ...
展覧会「ルイジ・ギッリ 終わらない風景」東京都写真美術館で、“モランディのアトリエ”など約130点開催中期間:2025年7月3日(木)〜9月28日(日)東京都写真美術館では、展覧会「総合開館30周年記念 ルイジ・ギッリ 終わらない風景」を、2025年7月3日(木)から9月28日(日)まで開催する。ルイジ・ギッリは、イタリアを代表する写真家のひとりだ。1...
東京都写真美術館は、日本初の写真と映像を専門とした美術館。3階、2階、地下1階の3つの展示室では、自主企画展や収蔵作品など、展年間を通じて展覧会を開催している。
そのほか、東京都内の美術館&博物館情報はこちらから。
横浜美術館は、ダリ、マグリット、セザンヌ、ピカソなどの作家や、幕末明治以降の横浜にゆかりの深い作家の作品など、約1万3千点の19世紀後半から現代にかけての国内外の美術作品を所蔵し、テーマごとに展示を行うコレクション展、多彩な企画展を開催している。また、横浜が日本における写真発祥の地のひとつであることにちなみ、写真コレクションの充実も図っている。
神奈川県立歴史博物館では、「かながわの文化と歴史」を総合的に紹介。常設展示である総合テーマ展示では、神奈川の歴史を5つの時代に分け、人びとの生活や信仰、政治や経済の変化、外来文化の影響など、さまざまな歴史的視点に基づいて展示を展開している。また、特別展、豊富な館蔵資料をもとにした特別陳列、コレクション展も開催している。建物は、旧横浜正金銀行の本店として1904年に建てられたネオ・バロック様式の旧館部分と、1967年の神奈川県立博物館の開館にあたり増築された新館部分とから構成されている。
そごう美術館は、横浜そごうが1985年に開店する際に開館。展覧会では洋画・日本画・工芸・彫刻・版画・書・写真など国内外の幅広いジャンルを展示している。
ライアン・ガンダーの展覧会が箱根・ポーラ美術館で、“芸術の枠組みと意味を問い直す”最新作を公開開催中期間:2025年5月31日(土)〜11月30日(日)企画展「ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー」が、神奈川・箱根のポーラ美術館にて、2025年5月31日(土)から11月30日(日)まで開催される。芸術の枠組みやその意味を問い直す活動を展開し、国...
企画展「ゴッホ・インパクト」箱根・ポーラ美術館で - “ゴッホの影響”を探る、森村泰昌らの作品も開催中期間:2025年5月31日(土)〜11月30日(日)企画展「ゴッホ・インパクト—生成する情熱」が、神奈川・箱根のポーラ美術館にて、2025年5月31日(土)から11月30日(日)まで開催される。「ひまわり」や「糸杉」を描いた作品で知られる画家、フィンセン...
箱根のポーラ美術館は、印象派などの西洋絵画を中心に、約9,500点の作品を収蔵・展示。絵画以外には、工芸品(陶磁器とガラス)、化粧道具のコレクションと、多岐にわたる。また、2017年10月1日には、現代美術の展示スペースもオープンした。
そのほか、箱根の美術館情報はこちらから。
企画展「世界の絵本パレード」横須賀美術館で、“世界最大規模の絵本原画コンクール”出品作品を公開開催中期間:2025年9月13日(土)〜11月3日(月)企画展「ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」が、神奈川の横須賀美術館にて、2025年9月13日(土)から11月3日(月・祝)まで開催される。千葉市美術館などでも開催された巡回展だ。企画展「ブ...
“建築界最高の賞”プリツカー賞の建築家・山本理顕の展覧会が横須賀で、“コミュニティを広げる”建築を探る開催中期間:2025年7月19日(土)〜11月3日(月)企画展「山本理顕展—コミュニティーと建築—」が、神奈川の横須賀美術館にて、2025年7月19日(土)から11月3日(月・祝)まで開催される。建築界最高の賞とされるプリツカー賞を受賞するなど、世界的に評価...
横須賀美術館は、神奈川県立観音崎公園の豊かな緑に三方を囲まれ、目の前には東京湾が広がる環境に位置しており、館内でも常に周囲の自然を感じられるよう、天井や側面には大小の丸穴を開けることで開放的な空間を構成している。企画展示室では、海外の美術や日本の近現代美術などをテーマに、多彩な企画展を開催。一方、所蔵品展示室とギャラリーでは、朝井閑右衛門室をはじめとする所蔵作品を、多彩な角度から紹介している。
神奈川県立近代美術館 葉山は、日本で最初の公立近代美術館として、1951年に開館。独自性の高い展覧会を1年に数回開催している。所蔵作品はおよそ14,000件にのぼり、とりわけ高橋由一や萬鉄五郎、岸田劉生などの幕末・明治から昭和にかけての日本の近代洋画や、鏑木清方といった明治期以後の日本画など、日本近代美術の作品が充実している。
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館は、葉山館とともに、それぞれ1年に数回の展覧会を開催している。