展覧会「円空展 330年の祈り」が、美術館「えき」KYOTOにて、2025年8月30日(土)から10月6日(月)まで開催される。
木彫の神仏像を数多く手がけた江戸時代の僧、円空(えんくう)。江戸時代初期、現在の岐阜に生まれた円空は、出家後、32歳から像を彫り始め、64歳で世を去るまで、日本各地を巡りながら12万体におよぶ像を手がけたとされる。素朴で力強い円空像は、現在確認されているだけでも、約5,400体にのぼる。
「円空展 330年の祈り」は、円空の没後330年を記念して開催される展覧会。今に受け継がれる円空像のなかから、関西初公開を含む優品を選りすぐって公開する。
本展は、自らの悟りの境地を追い求めた円空の彫像の始まりと、仏の道による庶民の救済を目指した晩年の2部から構成。《護法神》や《不動三尊》、《青面金剛神》、《狛犬》などの円空像を一堂に集め、円空の信仰と布教の変遷をたどってゆく。
展覧会「円空展 330年の祈り」
会期:2025年8月30日(土)~10月6日(月) 会期中無休
会場:美術館「えき」KYOTO
住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
開館時間:10:00~19:30(入館は閉館30分前まで)
入館料:一般 1,200円(1,000円)、高校・大学生 1,000円(800円)、小・中学生 500円(300円)
※( )内は前売料金(7月11日(金)から8月29日(金)まで、美術館チケット窓口(8月24日(日)まで)、チケットぴあ(Pコード 687-264)、ローソンチケット(Lコード 51402)にて販売)
※高校・大学生は学生証を要提示
※障害者手帳の提示者本人および同伴者1名は、当日料金より200円割引
【問い合わせ先】
ジェイアール京都伊勢丹(大代表)
TEL:075-352-1111