福岡の九州国立博物館では、開館20周年を記念した特別展「九州の国宝 きゅーはくのたから」を、2025年7月5日(土)から8月31日(日)まで開催する。
特別展「九州の国宝 きゅーはくのたから」は、九州や沖縄にゆかりのある国宝が一堂に会する展覧会。あわせて、九州国立博物館が所蔵する、選りすぐりの名品を公開する。
本展は、九州ゆかりの国宝を同地でまとめて展示する、27年ぶりの機会。「漢委奴国王」と刻まれた《金印》を筆頭に、藤原道真もその音を聴いたとされる《梵鐘》、太陽と龍を表した琉球の華やかな衣裳《紅色地龍宝珠瑞雲文様紅型綾袷衣裳》、名刀《太刀 名物 日光一文字》など、九州や沖縄にゆかりのある60点以上の国宝を紹介する。
また、九州国立博物館が2005年の開館以来収集してきた作品のなかから、選りすぐりの名品も。新たに重要文化財に指定された狩野孝信《唐船・南蛮船図屏風》のほか、群馬の剛志(上武士)天神山古墳から出土した重要文化財の埴輪、平安時代に1本の木から作られた《男神坐像》と《女神坐像》などを目にすることができる。
九州国立博物館開館20周年記念 特別展「九州の国宝 きゅーはくのたから」
会期:2025年7月5日(土)~8月31日(日)
会場:九州国立博物館
住所:福岡県太宰府市石坂4-7-2
開館時間:9:30〜17:00(金・土曜日は20:00まで開館)
※入館はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館)、7月22日(火)
観覧料:一般 2,000円(1,800円)、高校・大学生 1,000円(800円)、小・中学生 無料
※( )内は前売料金(4月25日(金)から7月4日(金)まで販売)
※障がい者(介護者1名含む)などは無料(展示室入口にて障害者手帳などを要提示)
※大学生以下は、学生証や生徒手帳を要持参
※上記料金で4階「文化交流展(平常展)」も観覧可
※《金印》は、7月23日(水)から8月3日(日)まで、《紅色地龍宝珠瑞雲文様紅型綾袷衣裳》は8月5日(火)から17日(日)までの展示
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TEL:050-5542-8600