企画展「旅にまつわる絵とせとら —歌川広重から東山魁夷まで—」が、茨城県近代美術館にて、2025年7月16日(水)から8月31日(日)まで開催される。
企画展「旅にまつわる絵とせとら —歌川広重から東山魁夷まで—」は、旅にちなんだ日本の絵画を取り上げる展覧会だ。江戸時代の歌川広重から現代の東山魁夷まで、約60作家による約200点の作品を紹介する。
本展では、江戸時代後期から現代まで、旅にちなんだ絵画を一堂に集めて展示。浮世絵では、初代歌川広重の代表作「東海道五拾三次」より、《庄野白雨》や《御油 旅人留女》といった名所絵を公開するほか、横山大観がインドで目にした光景を描いた《流燈》、旅を創作の源とした風景画家・東山魁夷による北欧連作のひとつ《白夜光》などを目にすることができる。
また、江戸時代に人気を博したガイドブック『旅行用心集』を紹介するほか、近代以降の画家たちが装幀や挿絵に携わった、旅行雑誌や鉄道のポスターなども。日本初のグラフィックデザイナーとして知られる杉浦非水が装幀を手がけた旅行雑誌『ツーリスト』、「大正の広重」と称された吉田初三郎による鳥瞰図の観光案内などを展示する。
企画展「旅にまつわる絵とせとら —歌川広重から東山魁夷まで—」
会期:2025年7月16日(水)〜8月31日(日) 会期中に一部展示替えあり
会場:茨城県近代美術館
住所:茨城県水戸市千波町東久保666-1
開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館)、7月22日(火)、8月12日(火)
観覧料:一般 820円(690円)、満70歳以上 410円(340円)、高校生 550円(420円)、小・中学生 270円(200円)
※( )内は20名以上の団体料料金
※障害者手帳などの持参者は無料
※7月19日(土)、8月30日(土)は高校生以下無料
※7月19日(土)は満70歳以上無料
【問い合わせ先】
茨城県近代美術館
TEL:029-243-5111