“最後の浮世絵師”鰭崎英朋の大回顧展が太田記念美術館で - 妖艶な美人画187点、現存最古の肉筆画も
展覧会「鰭崎英朋」が、東京・原宿の太田記念美術館にて、2025年5月31日(土)から7月21日(月・祝)まで開催される。
妖艶な女性の姿を描いた絵師・鰭崎英朋
![鰭崎英朋 柳川春葉著『誓』中編 口絵
朝日智雄氏蔵 [後期展示]](/img/news/132724/-7c.jpg)
朝日智雄氏蔵 [後期展示]
明治時代後期から昭和時代にかけて活躍した絵師、鰭崎英朋(ひれざき えいほう)。浮世絵版画が大衆の暮らしとともにあった最後の時代、英朋は小説の単行本や文芸雑誌の口絵などに妖艶な女性の姿を描き、人気を博したのであった。
![鰭崎英朋 《去年今年》 『淑女画報』第1巻第8号 口絵差し上げ
小池光雄氏蔵 [前期展示]](/img/news/132724/kA8.jpg)
小池光雄氏蔵 [前期展示]
展覧会「鰭崎英朋」は、最後の浮世絵師ともいえる、英朋の大回顧展。刊行された木版画や石版画、スケッチのみならず、原画、彩色の指示をした「差し上げ」と呼ばれる絵など、制作工程を垣間見られる作品を一堂に集め、187点の作品を紹介する。
木版画や石版画を一挙公開
![鰭崎英朋 柳川春葉著『誓』前編 口絵
朝日智雄氏蔵 [前期展示]](/img/news/132724/YMM.jpg)
朝日智雄氏蔵 [前期展示]
英朋は、小説の単行本や文芸雑誌の口絵、表紙、挿絵などに、妖艶な美人画を数多く残した。当時その人気は、近代を代表する美人画家・鏑木清方と双璧をなすほどであったという。また、木版画ばかりでなく石版画も多く手がけた。本展では、泉鏡花『続風流線』や柳川春葉『誓』の口絵など、英朋が描いた女性の姿を紹介するとともに、木版画のみならず石版画も一挙に公開する。
現存する英朋最古の肉筆画も
![鰭崎英朋 《上杉謙信》 大和明氏蔵 [前期展示]](/img/news/132724/Chg.jpg)
また、会場では、英朋が20歳の時に描いた、現存最古の肉筆画《上杉謙信》を初公開。これまで、現存する英朋最古の肉筆画は、22歳の時のものと考えられていたものの、2o歳の時に描いた《上杉謙信》が発見された。会期前半では、若かりし頃の英朋の才能を窺うことができる同作を展示する。
展覧会概要
展覧会「鰭崎英朋」
会期:2025年5月31日(土)〜7月21日(月・祝) 前後期で全点展示替え
[前期 5月31日(土)〜6月25日(水) / 後期 6月28日(土)〜7月21 日(月・祝)]
会場:太田記念美術館
住所:東京都渋谷区神宮前1-10-10
開館時間:10:30〜17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜日(7月21日(月・祝)は開館)、6月26日(木)〜27日(金)
入館料:一般 1,200円、高校・大学生 800円、中学生以下 無料
【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:050-5541-8600
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