京都のアサヒグループ大山崎山荘美術館で開催される展覧会「藤田嗣治 心の旅路をたどる─手紙と手しごとを手がかりに」では、藤田の人生と心の在りように着目。絵画作品の展示に加えて、藤田が親しい人々に宛てた手紙、生涯にわたって手がけた木工細工などを紹介し、その人生と心境に光をあててゆく。
「藤田嗣治 心の旅路をたどる─手紙と手しごとを手がかりに」
会期:2023年12月16日(土)〜2024年2月25日(日)
会場:アサヒグループ大山崎山荘美術館 (京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3)
奈良の大和文華館で開催される特別企画展「朝鮮螺鈿の美」は、館蔵品を中心に、朝鮮の螺鈿漆器などを紹介する展覧会。朝鮮螺鈿の優品《螺鈿葡萄文衣裳箱》などのほか、朝鮮半島を中心に東アジアで制作された、関連する絵画や陶磁器も展示する。
「朝鮮螺鈿の美」
会期:2023年11月17日(金)〜12月24日(日)
会場:大和文華館 (奈良県奈良市学園南1-11-6)
神戸の横尾忠則現代美術館で開催される展覧会「Yokoo in Wonderland ─ 横尾忠則の不思議の国」では、現実の延長にある「もうひとつの世界」に着目し、横尾忠則の作品を紹介。ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』をふまえつつ、1970〜90年代を中心とした絵画や版画、ポスターなど約150点を展示する。
「Yokoo in Wonderland ─ 横尾忠則の不思議の国」
会期:2023年9月16日(土)〜12月24日(日)
会場:横尾忠則現代美術館 (兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30)
兵庫県立美術館で開催される特別展「生誕120年 安井仲治─僕の大切な写真」は、大正〜昭和時代に関西で活躍した写真家・安井仲治に光をあてる、20年ぶりの本格的な回顧展。日本写真史において重要な位置を占める安井の足跡を、戦前に安井自らが手がけたオリジナルプリント141点を含む全205点の作品を通して紹介する。
「生誕120年 安井仲治─僕の大切な写真」
会期:2023年12月16日(土)〜2024年2月12日(月・振)
会場:兵庫県立美術館 (兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内))
滋賀のMIHO MUSEUMで開催される秋季特別展「金峯山の遺宝と神仏」は、吉野から大峰山に至る山系「金峯山」の信仰に光をあてる展覧会。《金銅藤原道長経筒》(国宝)や藤原道長筆《金峯山埋経》(重要文化財)をはじめとする出土品に加えて、彫刻や絵画、工芸品など約200点を展示する。
「金峯山の遺宝と神仏」
会期:2023年9月16日(土)〜12月10日(日)
会場:MIHO MUSEUM (滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300)
滋賀の佐川美術館で開催される企画展「エッシャー 不思議のヒミツ Behind the paradox」は、騙し絵作品で知られる版画家、マウリッツ・コルネリス・エッシャー(M.C.エッシャー)の展覧会。代表作に加えて、初期作からイタリア時代の作品、遺作にいたるまで、150点以上の作品を展示する。
「エッシャー 不思議のヒミツ Behind the paradox」
会期:2023年12月14日(木)〜2024年2月25日(日)
会場:佐川美術館 (滋賀県守山市水保町北川2891)
和歌山県立近代美術館の小企画展「原勝四郎と同時代の画家たち」は、和歌山ゆかりの洋画家・原勝四郎の回顧展「原勝四郎展 南海の光を描く」に合わせて開催される展覧会。和歌山県立近代美術館の洋画コレクションを中心に、原と同時代に活躍した画家の作品を紹介する。
「原勝四郎と同時代の画家たち」
会期:2023年10月7日(土)〜12月24日(日)
会場:和歌山県立近代美術館 (和歌山県和歌山市吹上1-4-14)