1994年、ジル・スチュアートが自身の名を冠したブランドでニューヨークコレクションにデビュー。
デザイナーであるジル・スチュアートの両親はニューヨークセブンスアヴェニューに「ミスター・パンツ(Mister Pants)」というショップを経営。両親の影響を受けて幼い頃からファッション業界にふれながら育つ。15歳の時に、ジュエリーとバックの初コレクションがニューヨークの大手百貨店ブルーミングデ―ルズの目に留まる。
ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(Rhode Island School of Design)でファッションデザインを学ぶ。27歳でブランド設立。ニューヨークのソーホーに旗艦店をオープンし、94年、レディースウェアでニューヨークコレクションにデビュー。
アクセサリーなどを用いたスタイルを打ち出して人気となり、その一例として、アリシア・シルバーストーンの映画「クルーレス」でリュックサックを用いたファッショナブルなスタイルが取り上げられて話題となった。
ニューヨークのソーホーにある旗艦店を含め、世界に30店舗以上を展開。
1996年、サンエーインタナショナルと契約し 97年、日本に進出。 東京の旗艦店の他、全国の百貨店、専門店にて展開中。「CUTE、PRETTY、SEXY 」がコンセプトに若者に圧倒的な人気を博した。
2001-02年秋冬シーズンよりコレクションラインを「JILL STUART COLLECTION」と位置付け、デニム等のパンツ、ドレス、スポーツウェア(カジュアルウェア)をディスプロダクトラインとして販売。
2005年、ブランド設立10年の節目を経て、コスメティクスの展開をスタート。
2008年秋冬シーズンに「ジル by ジルスチュアート」スタート。
2016年7月より、デニムライン「ジル ジーン(JILLJEAN)」をスタート。
ジル・スチュアートは現在、日本をはじめ、世界中の若い女性から圧倒的な支持を受けるファッションデザイナーである。
2018年8月、新ライフスタイルブランド「フローラノーティス ジルスチュアート(Flora Notis JILL STUART)」が誕生。従来のビューティーブランド「ジルスチュアート ビューティ」とは一線を画し、花をテーマにしたフェミニンで高級感漂うボディケアやフレグランスを展開する。
ボディオイル、ボディミルク、ハンドクリームは、6種の花(フローラル グリーン、ホワイトローズ、チェリーブロッサム、フレッシュピオニー、フレンチローズ、リッチカメリア)が持つ特徴を反映。テクスチャーは、ライトからリッチまで幅広く揃え、生活シーンや肌のコンディション、気分に合わせて選べるラインナップとなっている。
「フローラノーティス ジルスチュアート」のデビューと同時に、ルミネエスト新宿店に1号店をオープン。その後、渋谷ヒカリエShinQS店、ルミネ立川店をオープン。
2018年10月、「ジルスチュアート ビューティ」より新メイクアップライン「My Black Dress」がスタート。ブラックドレスを纏う日に相応しいメイクをイメージした、従来のジルスチュアート ビューティとは異なるエレガントさ、シックさにフィーチャーしたメイクアップアイテムを展開する。パッケージデザインも従来のデザインとは差別化を図り、ブラックで統一したシックなパッケージとなっている。
2018年冬、ジルスチュアート ウェディングから、新しいウェディングライン「ジルスチュアート ホワイト(JILLSTUART White)」がデビュー。ホワイトをメインカラーに、白だけで作り出す聡明なドレスを提案。マテリアルにこだわり上質なものを使用。また、身体に沿うシルエットもポイントにしている。デビュー時には、東京・渋谷でモデルプレゼンテーションを開催。
2018年11月、新ライン「エンディローブ(EndyROBE)」をスタート。いまを生きる女性たちに向けた新しいオケージョンラインとして、ワンピースをコアアイテムに知的なデザインを提案する。
2019年4月 ライフスタイルラインがリニューアル。“ダイヤモンドタイム”をコンセプトに、ダイヤモンドのように美しい肌や髪の毛を目指すボディ・ヘアケアアイテムを中心に取りそろえる。