主演・共同プロデューサーをオダギリジョーが務める映画『夏の砂の上』は、雨の降らない長崎を舞台にした、松⽥正隆による傑作戯曲「夏の砂の上」を原作とするヒューマンドラマ作品。息⼦を亡くし、妻からも見限られた主人公の男が、妹が置いていった姪と共同生活を送り始めるところから物語がスタート。それぞれの抱える痛みと向き合いながら一筋の希望を見つけていく姿を描く。共演に髙⽯あかり、松たか子、満島ひかりなど豪華キャストが名を連ねる。
公開日:2025年8月8日(金)
映画『アイム・スティル・ ヒア』は、ブラジルの元国会議員が軍事政権によって誘拐されたという、実際にあった事件をもとにした物語。突如愛する夫を奪われた主人公のエウニセが、過酷な状況にさらされながらも自らの喪失と絶望に打ち勝ち、夫のために立ち上がる様を描く。第97回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞。
公開日:2025年2月21日(金)
映画『ブルータリスト』は、エイドリアン・ブロディやフェリシティ・ジョーンズが出演し、ブラディ・コーベットが監督を担うヒューマンドラマ映画。二次大戦下のホロコーストから生き延びて渡米したハンガリー系ユダヤ人の建築家、ラースロー・トートの半生を通して、家族愛や彼の建築にかける情熱、そしてアメリカンドリームの裏にある困難などを描く。
公開日:2025年3月28日(金)
ギャングミュージカル映画『エミリア・ペレス』は、麻薬カルテルのボス、マニタスが「女性としての新たな人生を用意してほしい」と極秘の依頼を弁護士のリタに託すところから物語がスタート。女性として新たな人生をスタートさせたかつてのマタニスがエミリア・ペレスとして現れ、再び動き出した人生を描く。監督はジャック・オーディアール。
2022年に橋本環奈主演で実写化された映画『カラダ探し』の続編が公開へ。物語の魅力は、謎に満ちた設定と、恐怖が“何度も繰り返される”絶望的なストーリー。続編映画では、前作『カラダ探し』の不穏で意味深な結末の続きを、大きくスケールアップした世界観で描き出す“カラダ探し第二章”になるという。
背筋によるWeb小説サイト発のホラー小説「近畿地方のある場所について」を原作とする、映画『近畿地方のある場所について』。主人公は、失踪してしまった友人の編集者の行方を追うオカルトライターと、雑誌編集者。2人は調査を進めるうちに、“近畿地方のある場所”へと導かれていく。菅野美穂&赤楚衛二がW主演。
デミ・ムーア主演の映画『サブスタンス』は、“美”と“若さ”への狂気と呼べるほどの執着を描くボディ・ホラー作品。容姿の衰えと、それによる仕事の減少を感じた元トップ女優の主人公・エリザベスはとある新しい再生医療に手を出す。エリザベスは容姿に執着するあまり、次第に暴走していくのだった。
公開日:2025年6月20日(金)
映画『罪人たち』は、『ブラックパンサー』を手掛けたライアン・クーグラーが監督・脚本・製作を務める怒涛のノンストップ・サバイバル・ホラー。1930年代のアメリカの田舎町を舞台に、一攫千金を夢見る双子がオープンしたダンスホールが一夜にして絶望に覆われる様を描く。
アリ・アスターが監督を務める映画『エディントンへようこそ』では、主演にホアキン・フェニックスを迎えた“炎上スリラー”作品。2020年、コロナ禍でロックダウンされた小さな待ちを舞台に、選挙戦を取り巻くSNS上のフェイクニュース、陰謀論、そして暴力を描いていく。
映画『教皇選挙』は、ローマ教皇を新たに決めるカトリック教会の教皇選挙「コンクラーベ」を題材に、その裏で渦巻く陰謀や差別、スキャンダル、隠された秘密を描くミステリー。レイフ・ファインズが「コンクラーベ」を仕切る主人公の枢機卿を演じ、世界中の注目の的でありながら極秘に行われる投票の内幕を映し出す。
映画『火喰鳥を、喰う』で描かれるのは、ミステリーとホラーを融合させた物語。かつて戦死したはずの祖父の兄が書いたという謎の日記を読んだ日を境に、周囲で不可解な出来事が起き始める……。謎の日記を読んでしまう主人公を水上恒司が演じ、ヒロインを山下美月、謎めいたキーパーソンをSnow Manの宮舘涼太が演じる。
カズオ・イシグロのデビュー小説が、広瀬すずを主演に迎えて実写映画化。映画『遠い⼭なみの光』は、1980年代のイギリス、⽇本⼈の⺟とイギリス⼈の⽗を持ちロンドンで暮らすニキが、母・悦子が暮らす実家を訪れたところから始まる。原爆経験者の悦子が秘める“記憶”をもとに、1950年代の⻑崎と舞台を交錯して描かれるヒューマンミステリーだ。
アニメ映画『ホウセンカ』は、独房で孤独な死を迎えようとしていた無期懲役囚の⽼⼈と、人の言葉を操るホウセンカの花の物語。ホウセンカとの会話の中で、老人は自身の過去を振り返り愛の物語を語り出すのだった。映画化もされたオリジナルTVアニメ「オッドタクシー」を⼿掛けたクリエイターの⽊下⻨、此元和津也が再びタッグを組み製作陣に。⼩林薫、⼾塚純貴がW主演で声優キャストに名を連ねており、満島ひかり、宮崎美⼦、ピエール瀧も声優として参加している。
映画『ひゃくえむ。』は、「チ。-地球の運動について-」で知られる漫画家・魚豊の連載デビュー作をアニメーション化した作品。100m走に魅せられた者たちの狂気と情熱を描く作品だ。生まれつき足の速い“才能型”トガシ役の声を松坂桃李が演じ、トガシとの出会いによって100m走にのめり込む“努力型”小宮役の声優を染谷将太が務める。
アニメ映画『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』は、「名探偵コナン」シリーズの劇場版アニメ最新作。事件の度にコナンの腕時計型麻酔銃によって眠ってしまう“眠りの小五郎”毛利小五郎が物語の中心人物となり、長野県警所属の警部たちもメインのキャラクターとなる。事故で左目を失明した隻眼の警部・大和敢助や、諸伏高明、上原由衣といったキャラクターが登場する。
2025年の「映画ドラえもん」シリーズは、『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』。ドラえもんたちが“はいりこみライト”を使って飛び込んだ絵の中の世界を舞台に、幻の宝石をめぐる戦いを描き出す。ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫といったおなじみのキャラクターに加え、ストーリーの鍵を握るオリジナルキャラクターにも注目だ。
細田守が監督を務めるアニメ映画『果てしなきスカーレット』は、「スタジオ地図」から『竜とそばかすの姫』以来4年ぶりとなる新作映画。時空をこえる、強き新ヒロインの王女の復讐物語が描かれる。