細田守が監督を務めるアニメ映画『果てしなきスカーレット』が、2025年11月21日(金)に公開される。
アニメーション監督、細田守率いる「スタジオ地図」から、アニメ映画『竜とそばかすの姫』以来4年ぶりとなる待望の新作映画が公開へ。『サマーウォーズ』や『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』など、数々の印象的なアニメ映画を手がけてきた「スタジオ地図」が、今回は「人は何のために生きるのか」を問う、骨太で力強い作品を提示する。
映画『果てしなきスカーレット』で描かれるのは新ヒロインの王女スカーレットの物語。『時をかける少女』から19年、時空をこえる新たなヒロイン像が描かれる。
とある国の王女スカーレットは、国王である父を殺されてしまい、復讐にも失敗。目を覚ますとそこは狂気にあふれた“死者の国”だった。“死者の国”では宿敵に復讐を果たし、“見果てぬ場所”にたどりつかなければ「虚無」となり存在が消えてしまうという。スカーレットの果てしなき復讐の旅路の行く先とは?
なお、細田守は『果てしなきスカーレット』の発想の出発点として、世界中で戦争が起こっている現状について言及。「平和ではない世の中をどうやって生きていくべきなのか、ということの答えを、世界中の人が求めている。今作品を作るなら、そういうみんなの切実な気持ちに対し、向き合って映画を作るべきじゃないか」というところから製作をスタートしたとコメントしている。また、「『復讐』すれば『報復』がある」という簡単には抜け出すことのできない“「復讐」のループ”についても思いを巡らせ、「復讐の物語」を構想したという。
なお、映画『果てしなきスカーレット』は、日本での公開後、2025年12月12日(金)よりアメリカでも劇場公開される予定だ。
【作品詳細】
映画『果てしなきスカーレット』
公開日:2025年11月21日(金)
監督・脚本:細田守
原作:細田守