ホラー映画『THE MONKEY／ザ・モンキー』が、2025年9月19日(金)に公開される。原作はスティーブン・キング。

猿のおもちゃが巻き起こす血まみれホラー

『THE MONKEY／ザ・モンキー』は、ホラーの帝王スティーヴン・キングの短編小説「猿とシンバル」をもとにしたホラー映画。「ソウ」シリーズや『ワイルドスピード SKY MISSION』『アクアマン』など数々のヒット作を生み出してきたジェームズ・ワンがプロデュース、ニコラス・ケイジ主演の『ロングレッグス』を手掛けたホラー映画界の新たな巨匠オズグッド・パーキンスが監督・脚本を務める。

双子の兄弟vs呪われたおもちゃ

映画『THE MONKEY／ザ・モンキー』で描かれるのは、猿のおもちゃが巻き起こす血まみれの殺戮劇だ。主人公は、屋根裏部屋で猿のおもちゃを見つけた双子の兄弟、ハルとビル。猿のおもちゃをきっかけに次々と人が殺され、家族は引き離されてしまったが、その25年後、再び猿のおもちゃが動き出したことで兄弟は再会。この呪われたおもちゃを永遠に葬ることになるのだが……。

まるで“殺人カタログ”？不幸な死の連続

劇中には、猿のおもちゃがドラムを叩いた瞬間に立てかけてあった銃が暴発し、主人公ハルが血まみれになるシーンも。 “死を招く”ぜんまい式の猿のおもちゃがドラムを叩くと、⽕だるま、⽣⾸、眼球流⾎など、奇想天外なかたちで人々に不幸の死が訪れる。次に誰が死ぬかは、猿のみぞ知ることとなり、まるで“殺人カタログ”を見ているかのような多彩で突飛な殺戮が繰り広げられる。

映画『THE MONKEY／ザ・モンキー』あらすじ

双子の少年ハルとビル兄弟は父の遺品から、ぜんまい式のドラムを叩く猿のおもちゃを見つける。その頃から周囲で“不慮の事故死”が相次いで起こりはじめる。シッターのアニー、母親が続けて亡くなった。ハルはふたりが死ぬ前にこの猿がドラムを叩いていたことに関連があるのではないかと気味悪がっておもちゃを切り刻んで捨てるが、気づくと元通りとなって戻ってきた。

母の死後、兄弟を引き取ったチップ伯父さんが“普通じゃない狩りの事故”で死んだことで、兄弟は猿を枯れ井戸へと葬ったつもりだった。それから25年後、一度は結婚し息子をもうけたハルだが、猿が戻ると身近な誰かが死ぬと思い、家族とは距離を置きビルとも疎遠になっていた。しかし今度はアイダ伯母さんが“気味の悪い事故”で亡くなった。遺品整理で伯母の家を訪れたハルは、あの猿が戻ってきたことを確信する。

【作品詳細】
映画『THE MONKEY／ザ・モンキー』
公開日：2025年9月19日(金)
監督・脚本：オズグッド・パーキンス
原作：スティーヴン・キング
製作：ジェームズ・ワン
出演：テオ・ジェームズ、タチアナ・マズラニー、クリスチャン・コンヴェリー、コリン・オブライエン、アダム・スコット、イライジャ・ウッド
レイティング：R-15
原題：THE MONKEY
配給：KADOKAWA