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エズミ江角泰俊&隈研吾の展示「被覆のアナロジー」東京で、衣服と建築の類似性から探る新しいデザイン手法

エズミ(EZUMi)のデザイナー江角泰俊と建築家の隈研吾、インターメディアテク(INTERMEDIATHEQUE)による特別展示「被覆のアナロジー ─組む衣服/編む建築」が、東京・丸の内のインターメディアテクにて、2022年11月5日(土)から2023年4月2日(日)まで開催される。

「包む」ものとしての衣服と建築

エズミ(EZUMi) 被覆のアナロジー|写真1
©︎INTERMEDIATHEQUE

衣服と建築は、互いに異なる分野ではあれども、人間の活動においてはいずれも「包む」はたらきを有している。すなわち、衣服は身体を包み、建築は人びとの営みを包むのであり、この意味で両者を人間の活動を取り巻く「被覆環境」として捉えることができる。

特別展示「被覆のアナロジー ─組む衣服/編む建築」では、江角泰俊、隈研吾、そしてインターメディアテクの企画による世界初公開展示を展開。衣服と建築という「被覆環境」に類似する点に着目し、新しいデザイン手法を提示することを試みる。

近代以降の工業化にともない、衣服と建築は均質で交換可能な商品として生産・流通・消費されてきた。人間を取り巻く「被覆環境」に身体感覚や多様性が乏しくなったのは、その結果であるといえる。一方で近年、ものの消費よりも体験や共感に価値が置かれるようになり、「被覆環境」においても、着ることや住むことの体験にある身体感覚を重視する価値観に回帰する動きを見てとることができる。

エズミ(EZUMi) 被覆のアナロジー|写真2
©︎INTERMEDIATHEQUE

本展では、このような現代の社会状況におけるデザインのあり方を再考。衣服と建築という「被覆環境」を取り巻く今日的な課題の共通性に光をあてつつ、ブラックボックスと化したデザインや生産のプロセスを、編む・組むといった「プリミティブ」な手法を通して透明化するとともに、生産から流通、消費、廃棄、そして再生産を繋ぐ有機的なデザイン手法を提案する。

展覧会概要

特別展示「被覆のアナロジー ─組む衣服/編む建築」
会期:2022年11月5日(土)〜2023年4月2日(日)
会場:JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」2階
住所:東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE丸の内 2・3階
開館時間:11:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで開館)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)、年末年始、その他館が定める日
観覧料:無料
※最新の開館情報についてはミュージアムのホームページを確認のこと

【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)

Photos(2枚)

エズミ(EZUMi) 被覆のアナロジー|写真1 エズミ(EZUMi) 被覆のアナロジー|写真2

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エズミ(EZUMi) 被覆のアナロジー|写真1 エズミ(EZUMi) 被覆のアナロジー|写真2

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