エンダースキーマ(Hender Scheme)が東京・蔵前に展開するオルタナティブスペース「隙間」では、蓮沼執太と灰野敬二による展覧会「う た」を、2025年9月20日(土)から28日(日)まで開催する。
1983年生まれの音楽家、アーティストである、蓮沼執太。蓮沼は、音楽制作やプロデュースにとどまらず、さまざまなミュージシャンによって構成される「蓮沼執太フィル」、音楽を視覚表現へと拡張させるような展覧会やパフォーマンスなど、多岐にわたる活動に携わってきた。
一方、1952年生まれのミュージシャン灰野敬⼆は、日本の前衛音楽の先駆者であり、50年にわたって最前線で活動を展開。蓮沼と灰野は、2017年にステージ上で出会ったのち、即興演奏や共同録音を行っており、2025年にはアルバム『う た』を発表している。
展覧会「う た」では、蓮沼と灰野のアルバム『う た』を、音楽的・空間的に拡張するサウンド・インスタレーションを展開。会場となる隙間で行われた即興演奏のレコーディングを再構築したサウンドを、映像作家・清水花が本展のために制作した映像と組み合わせることで、音と空間が共鳴する展示を繰り広げる。
蓮沼執太+灰野敬⼆ In Collaboration with 清水花「う た」
会期:2025年9月20日(土)〜28日(日)
会場:隙間
住所:東京都台東区蔵前3-11-2 1F
時間:12:00〜19:00
観覧料:無料
※9月20日(土)17:00よりライブパフォーマンスを実施(有料のチケット制。詳細についてはアーティストの公式ページを確認のこと)