長野県の軽井沢駅北口に、新商業施設「軽井沢 T-SITE」が2026年3月にオープンする。
「軽井沢 T-SITE」は、1997年の北陸新幹線開業に伴い廃線となった旧信越本線の線路跡地を活用して誕生。軽井沢駅自由通路直結の商業施設となる。「信州らしさを発信し、体感できる 好奇心を“くすぐる”ゲートウェイ」をコンセプトとし、信州の魅力を発信する新拠点を目指す。
「軽井沢 T-SITE」の軸となるのは、「食べる」「過ごす」「安らぐ」といった3つのテーマ。飲食や物販店舗が集結するほか、“滞在拠点”としても魅力を感じられるよう、ホテルや温浴施設、シェアラウンジも備えるのが特徴だ。
飲食関連の店舗には、軽井沢初出店となる注目店舗が集結。笠原将弘が手掛ける和食の名店「賛否両論」や、「鮨屋小野」、焼鳥の人気店「とりまち」が軽井沢初出店を果たす。
スイーツでは、生ドーナツ専門店「アイムドーナツ?(I’m donut?)」が甲信越エリアで初の店舗をオープン。ふわっととろける食感のドーナツを販売する。また、辻口博啓が手掛けるショコラトリー、ル ショコラ ドゥ アッシュ(LE CHOCOLAT DE H)も開業する。
この他、信州蕎麦を気軽に楽しめる「オソバーステーション(OSOBAR STATION)」や、長野ワインや地酒・ビールを扱い、常時数種類の試飲もできるショップ「アヴァン スタンド カルイザワ(aVin stand Karuizawa)」など、信州ならではの味を楽しめる店舗も揃っている。
「安らぐ」スポットとして、複合温泉リゾート「アクアイグニス(AQUAIGNIS)」が甲信越エリアに初進出し、サウナ併設の温浴施設「アクアイグニス ガーデン スパ」が誕生。開放感のある露天風呂や屋外サウナがあり、心と体を解きほぐしてリラックスすることができる。空間デザインはザ・コンランショップが監修を行っている。
同じくザ・コンランショップのデザイン監修による小さなホテル「ハシエンダ カルイザワ(HACIENDA KARUIZAWA)」もオープン。全9室の客室では、それぞれの部屋ごとに異なる家具や小物をセレクトして設置する。
日常をゆっくりと振り返るのにぴったりの空間として、「シェアラウンジ(SHARE LOUNGE)」もオープン。カフェ、もしくはワークプレイスとして、自由に時間を過ごすことができる。
【詳細】
「軽井沢 T-SITE」
オープン時期:2026年3月
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢字 中谷地1178-1293
アクセス:JR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢」駅 徒歩1分
敷地面積:約13,000㎡
建築面積:約4,400㎡
延床面積:約5,400㎡
主要用途:温浴施設・宿泊施設、飲食・物販店舗 等
店舗数:16店舗
竣工時期:2026年1月下旬(予定)
■出店
だし尾条、賛否両論、とりまち、鮨屋小野、ル ショコラ ドゥ アッシュ、ショウゾウ コーヒー ストア カルイザワ、スターバックス、オソバーステーション、スモークマンシップ、シャトー・メルシャン ワインショップ 軽井沢、アヴァン スタンド カルイザワ、アイム ドーナツ、わざマート軽井沢店、シェアラウンジ 軽井沢T-SITE、アクアイグニス ガーデン スパ、ハシエンダ カルイザワ 他