特別企画展「やまと絵のこころ」が、奈良の大和文華館にて、2024年1月5日(金)から2月18日(日)まで開催される。
やまと絵は、平安時代に日本の風物を描いたことに始まった。やまと絵の捉え方は時代とともに変化し、さまざまな作品が生みだされてきたものの、その核心にはつねに、日本の自然や風俗を題材とした親しみやすさと、色彩や描線の優美さがあったといえる。
特別企画展「やまと絵のこころ」では、平安時代の《寝覚物語絵巻》(国宝)から、幕末のやまと絵師・岡田為恭(おかだ ためちか)の《伊勢物語八橋図》まで、やまと絵の伝統を受け継いだ作品35件を紹介。細やかに描かれた四季の移ろい、繊細な人物描写による感情の表現、そして鮮やかな絵具やきらびやかな金銀の装飾などにふれることができるだろう。
特別企画展「やまと絵のこころ」
会期:2024年1月5日(金)〜2月18日(日)
会場:大和文華館
住所:奈良県奈良市学園南1-11-6
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日
入館料:一般 630円、高校・大学生 420円、小・中学生 無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引、引率者1名は無料
※障がい者手帳の所持者および同伴者1名は2割引
【問い合わせ先】
大和文華館
TEL:0742-45-0544