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オチ・オサムの回顧展が福岡市美術館で - “球体の浮かぶ空間”を描いた絵画など約180点を展示

企画展「オチ・オサム展」が、福岡市美術館にて、2024年1月24日(水)から3月24日(日)まで開催される。

オチ・オサム、美術館初の回顧展

オチ・オサム 《球の遊泳II》 1979年 福岡市美術館蔵
オチ・オサム 《球の遊泳II》 1979年 福岡市美術館蔵

オチ・オサムは、1950〜60年代にかけて福岡を拠点とする前衛芸術グループ「九州派」の中心メンバーとして活動し、晩年まで独自の絵画空間を展開した美術家だ。1936年に生まれたオチは、50年代末、アスファルトや日用品といった身近なものを素材に絵画やオブジェを制作し、生活に根ざした表現を試みている。

オチ・オサム 《題不詳》 1973年 オチ・オサム事務所蔵
©︎2020 EUREKA
オチ・オサム 《題不詳》 1973年 オチ・オサム事務所蔵
©︎2020 EUREKA

1960年代後半からは、ヒッピー文化に触発されつつ、精力的に絵画を制作。小宇宙のような空間に球体が浮かぶ、独自の作風を確立し、2015年にこの世を去るまで大小さまざまの球体を描いている。

オチ・オサム 《題不詳》 1963-64年頃 オチ・オサム事務所蔵
©︎2020 EUREKA
オチ・オサム 《題不詳》 1963-64年頃 オチ・オサム事務所蔵
©︎2020 EUREKA

企画展「オチ・オサム展」は、美術館初となるオチの回顧展。《球の遊泳II》をはじめ、九州派時代から晩年にいたる作品や資料約180点を一堂に集め、その全貌を紹介する。

展覧会概要

企画展「オチ・オサム展」
会期:2024年1月24日(水)〜3月24日(日)
会場:福岡市美術館 2F 近現代美術室A・B
住所:福岡市中央区大濠公園1-6
開館時間:9:30〜17:30(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(2月12日(月・祝)は開館)、2月13日(火)
観覧料:一般 200円(150円)、高校・大学生 150円(100円)、中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金

【問い合わせ先】
福岡市美術館
TEL:092-714-6051(代表)

Photos(5枚)

オチ・オサムの回顧展が福岡市美術館で - “球体の浮かぶ空間”を描いた絵画など約180点を展示|写真1 オチ・オサムの回顧展が福岡市美術館で - “球体の浮かぶ空間”を描いた絵画など約180点を展示|写真2 オチ・オサムの回顧展が福岡市美術館で - “球体の浮かぶ空間”を描いた絵画など約180点を展示|写真3 オチ・オサムの回顧展が福岡市美術館で - “球体の浮かぶ空間”を描いた絵画など約180点を展示|写真4 オチ・オサムの回顧展が福岡市美術館で - “球体の浮かぶ空間”を描いた絵画など約180点を展示|写真5

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オチ・オサムの回顧展が福岡市美術館で - “球体の浮かぶ空間”を描いた絵画など約180点を展示|写真1 オチ・オサムの回顧展が福岡市美術館で - “球体の浮かぶ空間”を描いた絵画など約180点を展示|写真2 オチ・オサムの回顧展が福岡市美術館で - “球体の浮かぶ空間”を描いた絵画など約180点を展示|写真3 オチ・オサムの回顧展が福岡市美術館で - “球体の浮かぶ空間”を描いた絵画など約180点を展示|写真4 オチ・オサムの回顧展が福岡市美術館で - “球体の浮かぶ空間”を描いた絵画など約180点を展示|写真5

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