1991年、クリスチャン ルブタンが自分のブティックをオープンしブランドを設立。
クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)は1964年パリ生まれ。労働者階級の地区で生まれる。母子家庭で、3人の姉妹に囲まれて育った。常に女性に囲まれて育ったことが、後のデザインの重要なヒントになっていると彼は語る。幼い頃からナイトクラブに出入りする環境にあり、そこでショーのダンサーなどの影響をうけファッション、特に靴に興味を持ち、靴のデザインをデッサンを始める。幼い頃はデッサンに多くの時間を費やした。その後、エルメス、シャルル ジョルダン、シャネル、イヴ・サンローラン、クリスチャンディオール等のブランドで靴の製作にかかわる。
91年に自分のブティックをオープンし、自身の名を冠したブランド「クリスチャン ルブタン」が誕生。始めのものはフェミニンなスタイルでその靴はすぐに話題となり、ファッション業界で注目を集めた。
クリスチャン ルブタンはファッションのインスピレーションの一つに「オリエント(イスラム圏を中心とした中東地域)」の文化を上げている。ウズベギスタンからヨルダンまで旅をし、そこでの中東の文化には大きく影響を受けたと語っている。
エレガントでセクシー、その洗練されたデザインは数多くの有名女優を魅了し、顧客は二コール・キッドマン、カトリーヌ・ドヌーブ、キルステン・ダンスト、キャメロン・ディアス、アンジェリーナ・ジョリーなど数知れない。
自身のブランドを立ち上げてからも、多くのファッションブランドのコレクションに関わり、ここ10年で有名なコラボレーションは、クロエ、ランバン、アレキサンダー・マックイーン、ヴィクター&ロルフ、ダイアン フォン ファステンバーグ、ヴィクター&ロルフ、ジャンポール・ゴルチエなど。
クリスチャン ルブタンはハンドバッグのラインも立上げ、現在は靴も含めて、世界各国のセレクトショップや高級百貨店で販売されている。
トレードマークになっているレッド(赤)ソールの靴は直営店と限られたショップでしか販売がない。直営店はロンドン、パリ、モスクワ、アメリカのNY、LAにあり、クリスチャン ルブタン自身がデザイン、装飾を担当したもので、靴への情熱をそのまま反映したものと語っている。
日本ではバーニーズ ニューヨーク、リステア、WR、トゥモローランド、ドゥロワーなどのセレクトショップにて販売している。
2009年、ラデュレ(Laduree)とコラボレーションでギフトボックスを作成。同年、バービーとのコラボレーションによるコレクションを制作。
2010年10月、日本初となる路面店を銀座にオープン。
2012年7月、オートクチュールコレクション期間中に、ウォルト・ディズニー・スタジオとのコラボレーションにより、おとぎ話「シンデレラ」からインスパイアされた、レッドソールのガラスの靴を発表した。
http://www.christianlouboutin.com/