企画展「著名な刀工~古刀から新刀まで~」が、愛知の名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」にて、2025年9月4日(木)から10月26日(日)まで開催される。
貴重な名刀を数多く所蔵する、名古屋刀剣博物館。企画展「著名な刀工~古刀から新刀まで~」は、同館のコレクションのなかから、著名な刀工による名刀を一挙公開する展覧会だ。
本展では、幅広い名刀を公開。なかでも、同館を代表する刀剣のひとつ、重要文化財の《短刀 銘 備州長船住長義 正平十五年五月日(名物 大坂長義)》は、豊臣秀吉の愛刀とされる短刀だ。南北朝時代の名工・長義の作であり、豪壮な姿に波のような刃文が華やかさを添える名刀となっている。
そのほか、鎌倉時代中期に活躍した刀工・来国行による、優美な仕上がりの重要文化財《太刀 銘 国行》や、徳川家康の次男・結城秀康に仕えた越前康継の作として貴重な刀剣とされる、重要美術品《刀 銘 於武州江戸越前康継 以南蛮鉄末世宝二胴 本多五郎右衛門所持》などを目にすることができる。
企画展「著名な刀工~古刀から新刀まで~」
会期:2025年9月4日(木)~10月26日(日)
会場:名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」 北館 4F 特別展示室
住所:愛知県名古屋市中区栄3-35-43
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日に休館)、9月3日(水)
観覧料:一般 1,200円、高校・大学生 500円、小・中学生 300円、未就学児 無料、65歳以上 1,000円
※20名以上の団体は、一般300円引、一般以外100円引
※障害者手帳の提示者(付添1名含む)は無料