展覧会「テート美術館 — YBA & BEYOND 世界を変えた 90s 英国アート」が、東京・六本木の国立新美術館にて、2026年2月11日(水・祝)から5月11日(月)まで開催される。その後、京都市京セラ美術館に巡回予定だ。
イギリスを代表する美術館のひとつである、テート美術館。「テート美術館 — YBA & BEYOND 世界を変えた 90s 英国アート」展は、同館のコレクションを中心に、1990年代の英国美術の軌跡を多角的に紹介する展覧会だ。
1990年代イギリスの美術が世界的な注目を集める契機となったのが、「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」と呼ばれる作家たちの活動である。1988年、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで学んでいたダミアン・ハーストは、学生や卒業生の作品を発表する展覧会「フリーズ」展を企画。ハーストや同世代の作家たちは、斬新な視点で素材を選び、作品を制作して、発表の機会を積極的に切り拓いていった。こうした作家が、のちに「YBA」と呼ばれることになったのであった。
本展は、テート美術館が自ら編んだ、YBAと1990年代英国美術の決定版といえる展覧会。ダミアン・ハースト、ジュリアン・オピー、ヴォルフガング・ティルマンスなど、約60名の作家による約100点の作品をとおして、当時の英国美術の革新的な展開をたどってゆく。
展覧会「テート美術館 — YBA & BEYOND 世界を変えた 90s 英国アート」
会期:2026年2月11日(水・祝)〜5月11日(月)
会場:国立新美術館
住所:東京都港区六本木7-22-2
※詳細についてはおって告知
■巡回情報
・京都会場
会期:2026年6月3日(水)〜9月6日(日)
会場:京都市京セラ美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
【東京会場の問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:050-5541-8600