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「ツイード畳」広がる畳の間が登場

シャネルのエキシビションが六本木で - パリの“アトリエ”に集う職人技を紹介、刺繍やテキスタイルなど|写真3
©CHANEL

東京の風景を臨む開放的な窓の前には、大きな畳の間が登場。靴を脱ぎ、木製の廊下をわたって畳の間に入ると、畳縁が「ルサージュ」のツイードになっている。四季の花々を刺繍した障子や、装飾的なふすまの引手の意匠にも注目だ。窓と反対側にはミラーが連続してあしらわれており、パリ・カンボン通りにガブリエル・シャネルがオープンしたブティックを思わせる仕様に。畳の間から鏡を見ると、足元の縁の下まで見渡すことができる。

また、木桶の技法でできた木々が立ち並ぶ「フォレスト(la Forêt)」にもアートが目白押し。「海獣の子供」を手掛けた漫画家・五十嵐大介による絵画作品は、自然や人々が息づく春・夏・秋の風景をテーマに。アトリエ「パロマ」によるテキスタイルの柔らかな表現が加わり、幻想的な絵の世界観に奥行きをもたらしている。また、舘鼻則孝とメゾン「マサロ」による彫刻的なシューズや、ハルミ クロソフスカ ド ローラとジュエリー工房「ゴッサンス」による“空洞の鹿”オブジェもアイキャッチだ。

刺繍アトリエ「ルサージュ」アーカイブやものづくりを紹介

さらに、シャネルを象徴する刺繍やツイードにフォーカスした「ルサージュ(Lesage) 刺繍とテキスタイル、100年の物語」は、1924年に設立された刺繍アトリエ「ルサージュ(Lesage)」の100周年を記念した展示。その歴史を振り返るだけでなく、これまでの印象的な作品や、ツイードや刺繍の制作過程を示す展示、「ルサージュ」アトリエ内の再現展示もあわせて公開される。

マドレーヌ ヴィオネやクリストバル バレンシアガのテキスタイル

「ルサージュ」は、シャネルだけでなく多彩なクチュリエとともにタッグを組んできた。たとえば、マドレーヌ ヴィオネ、クリストバル バレンシアガエルザ スキャパレリが挙げられる。こうしたクチュリエたちによる独自の表現が花開く刺繍テキスタイルとともに「ルサージュ」の手仕事を紹介するほか、ワタル トミナガ(WATARU TOMINAGA)など新世代のデザイナーとタッグを組んだ例も紹介する。

カール ラガーフェルド率いるシャネルと「ルサージュ」のタッグ

シャネルのエキシビションが六本木で - パリの“アトリエ”に集う職人技を紹介、刺繍やテキスタイルなど|写真2
©CHANEL

カール ラガーフェルドと「ルサージュ」による、シャネルのコレクションピースも必見だ。「ルサージュ」とシャネルの大規模なコラボレーションが始まったのは、カール ラガーフェルドがシャネルのアーティスティック ディレクターに就任した1983年以降のことだった。会場には、シャネルを象徴する白と黒のコントラストを効かせたデザインを刺繍で華やかに表現したセットアップや、宮廷衣装を思わせるドレスピースなどが揃う。

オペラ座プリンシパルの衣装や18世紀のムード漂う展示

タペストリーやカーテン、テーブル、ソファなどインテリアとともに「ルサージュ」の手掛けた刺繍ピースを展示するスペースは、テーマごとに様々なクリエーションを見ることができる。「星の集まり」と題されたコーナーでは、パリ国立オペラ座のステージに立つプリンシパルの衣装を展示。また、「18世紀の華麗さ」を紹介する一角では、華やかな趣のインテリアとともに、立体的な花々を散りばめた刺繍のドレスや、淡いパステルカラーのツイードセットアップを揃える。

ラストを飾るのは、ムクドリの群れを描く「ルサージュ」の刺繍テキスタイルに映像を投影するインスタレーション。ビジュアルアーティスト・アリスティッドによる映像が、刺繍の絵柄と呼応して躍動感あふれるムクドリの姿を際立たせる。

ワークショップも開催

「ラ ギャルリー デュ ディズヌフエム トーキョー」では、2つのワークショップを開催。「ルサージュ 刺繍とテキスタイル、100年の物語」のラストセクションを見終えたスペースでは、「ルサージュ」の職人による刺繍入門のワークショップを楽しむことができる。展示で目にしたムクドリモチーフのテキスタイルに刺繍を施すことが可能だ。また、アップサイクル素材を使ったチャーム作りのワークショップも開催される予定だ。

開催概要

エキシビション「ラ ギャルリー デュ ディズヌフエム トーキョー」
会期:2025年9月30日(火)〜10月20日(月)
会場:森アーツセンターギャラリー東京シティビュー
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52F
開館時間:10:00~18:30(最終入館 17:30)
※毎週金曜日・土曜日・祝前日は10:00~19:30(最終入館 18:30)
観覧料:無料
※4歳以上は事前の日時指定予約が必要
詳細URL:macg.roppongihills.com/jp/

【問い合わせ先】
シャネル カスタマー ケア センター
TEL:0120-525-519

©CHANEL

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シャネルのエキシビションが六本木で - パリの“アトリエ”に集う職人技を紹介、刺繍やテキスタイルなど|写真1 シャネルのエキシビションが六本木で - パリの“アトリエ”に集う職人技を紹介、刺繍やテキスタイルなど|写真2 シャネルのエキシビションが六本木で - パリの“アトリエ”に集う職人技を紹介、刺繍やテキスタイルなど|写真3 シャネルのエキシビションが六本木で - パリの“アトリエ”に集う職人技を紹介、刺繍やテキスタイルなど|写真4 シャネルのエキシビションが六本木で - パリの“アトリエ”に集う職人技を紹介、刺繍やテキスタイルなど|写真5 シャネルのエキシビションが六本木で - パリの“アトリエ”に集う職人技を紹介、刺繍やテキスタイルなど|写真6 シャネルのエキシビションが六本木で - パリの“アトリエ”に集う職人技を紹介、刺繍やテキスタイルなど|写真7 シャネルのエキシビションが六本木で - パリの“アトリエ”に集う職人技を紹介、刺繍やテキスタイルなど|写真8 シャネルのエキシビションが六本木で - パリの“アトリエ”に集う職人技を紹介、刺繍やテキスタイルなど|写真9 シャネルのエキシビションが六本木で - パリの“アトリエ”に集う職人技を紹介、刺繍やテキスタイルなど|写真10

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