展覧会「パーフェクト・カモフラージュ展 ─ 私はアートになりたい」が、東京のワタリウム美術館にて、2024年2月4日(日)から5月6日(月・振)まで開催される。

カモフラージュとしてのアート

カモフラージュとは、自らの存在を隠し、周囲に溶け込むことだ。「パーフェクト・カモフラージュ展 ─ 私はアートになりたい」は、アートをカモフラージュとして捉える展覧会。日常、自然、記憶、空間の4つの視点から、約80点の作品を紹介する。

本展では、ワタリウム美術館のコレクションから、アンディ・ウォーホールを中心に11作家の作品を展示。マン・レイ、ロイス・ワインバーガー、クリスチャン・ボルタンスキー、ヨーゼフ・ボイス、ナムジュン・パイク、キース・ヘリングなどの作品を目にすることができる。

加えて、3人のゲストアーティストも。日常空間に本来ないイメージを持ち込むことで、幻想的な映像作品を手がけるさわひらき、ミクロとマクロを行き来するような独自の視点による、詩情豊かな写真作品で知られる野口里佳、小さな家や舟といったシンプルなモチーフを、繊細でリズミカルに描きだしてきた杉戸洋が出品する。

展覧会概要

展覧会「I LOVE ART 18 パーフェクト・カモフラージュ展 ─ 私はアートになりたい」
会期：2024年2月4日(日)〜5月6日(月・振)
会場：ワタリウム美術館
住所：東京都渋谷区神宮前3-7-6
開館時間：11:00〜19:00
休館日：月曜日(2月12日(月・振)、4月29日(月・振)、5月6日(月・振)は開館)
入館料：大人 1,200円、大人ペア 2,000円、高校生・学生(25歳以下)・70歳以上 1,000円、小・中学生 500円
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者および介助者(1名まで)は各1,000円

■出品アーティスト
アンディ・ウォーホル、マン・レイ、ロイス・ワインバーガー、ゲイリー・ヒル、クリスチャン・ボルタンスキー、ヨーゼフ・ボイス、ドナルド・ジャッド、マックス・ビル、ナムジュン・パイク、リン・ティエンミャオ、キース・ヘリング
■ゲストアーティスト
さわひらき、野口里佳、杉戸洋

【問い合わせ先】
ワタリウム美術館
TEL：03-3402-3001