展覧会「オスジェメオス＋バリー・マッギー One More 展」が、東京・原宿のワタリウム美術館にて、2025年10月17日(金)から2026年2月8日(日)まで開催される。

オスジェメオスとバリー・マッギーによる世界初のコラボ展

ブラジル・サンパウロ生まれの双子の兄弟によるアーティストデュオ、オスジェメオス(OSGEMEOS)と、世界的に注目されているストリートアーティスト、バリー・マッギー(Barry McGee)。展覧会「オスジェメオス＋バリー・マッギー One More 展」は、1993年に出会った2組のアーティストによる、世界初のコラボレーション展だ。

サンパウロ生まれのアーティストデュオ、オスジェメオス

1974年生まれの双子の兄弟によるオスジェメオスは、ブラジルに上陸して間もないヒップホップカルチャーと現代アートに熱中したことから、活動をスタート。ダンスや音楽、壁画運動、ポップカルチャーからも影響を受けつつ、快活な独自のスタイルで作品を発表してきた。

世界的なストリートアーティスト、バリー・マッギー

一方、1966年アメリカ・サンフランシスコに生まれたバリー・マッギーは、ストリートアーティストとして、市内各所を舞台に壁画制作。1998年には、サンフランシスコ近代美術館で巨大な壁画を発表し、2001年にはヴェネツィア・ビエンナーレで世界最大の壁画のインスタレーションを制作するなど、国際的に活躍している。

新作アニメーションルームなどを公開

オスジェメオスとマッギーは、1993年、オスジェメオスがサンパウロでアーティスト・イン・レジデンスを行っていたさいに出会ったという。初のコラボレーション展となる本展では、ドローイング、絵画、彫刻、インスタレーション、パフォーマンス、ヴィデオ・アートなど、さまざまな表現媒体を背景に持つふたりによる展示空間を展開する。

たとえば、展示室の4面をLEDで覆い、天井と床を鏡張りで仕上げたアニメーションルームでは、オスジェメオスの作品が自在に飛びまわり、宇宙空間のような錯覚へと誘う。また、レコードショップのインスタレーションを設置するほか、オスジェメオスとマッギーの壁画作品も数多く展示する。

展覧会概要

展覧会「オスジェメオス＋バリー・マッギー One More 展」
会期：2025年10月17日(金)〜2026年2月8日(日)
会場：ワタリウム美術館
住所：東京都渋谷区神宮前3-7-6
開館時間：11:00〜19:00
休館日：月曜日(11月3日(月・祝)・24日(月・振)、1月12日(月・祝)は開館)、12月31日(水)〜1月3日(土)
入館料：大人 1,500円、大人ペア 2,600円、学生(25歳以下)・高校生・70歳以上 1,300円、小・中学生 500円
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者および介助者(1名まで)は、各1,300円

【問い合わせ先】
ワタリウム美術館
TEL：03-3402-3001