星のやでは、2024年度の1年間を通して「暦体験」を毎月提供する。2024年1月から12月までの期間、星のや東京および星のや京都にて体験可能だ。

文化とおもてなしを通して日本の四季を体験

日本旅館としてのおもてなしを提供する星のやでは、2024年の1年間を通して日本の繊細な四季を感じるための催事「暦体験」を、毎月異なる季節ごとのテーマで展開する。

1月 星のや東京 「新春歌舞伎滞在」

たとえば1月に星のや東京で行われる「新春歌舞伎滞在」は、江戸に暮らす人々にとって楽しみの一つであった歌舞伎鑑賞をテーマに据えた。歌舞伎鑑賞はもちろん、その当時幕間に食べる幕の内弁当や酒肴などの提供を通して人々を楽しませていた“芝居茶屋”のおもてなしを再現した体験が可能だ。

5月 星のや東京 「八十八夜の新茶」

「八十八夜の新茶」は、立春からちょうど八十八夜、みずみずしい新茶の季節に星のや東京で催される行事だ。江戸時代に不老長寿の縁起物として珍重された新茶は同時に粋な季節の愉しみ方の1つでもあり、星のやではこの文化に即して「お茶の間ラウンジ」で当時から続く茶農家による新茶やお茶菓子を味わう体験を提供する。

6月 星のや京都 「夏宵の蛍狩り」

また6月に星のや京都で開催される「夏宵の蛍狩り」では、平安貴族さながらの蛍狩り体験が愉しめる。星のや京都の目の前を流れる大堰川の水辺に降りて特製の蛍籠行燈(あんどん)とともに蛍の儚い輝きを鑑賞したのち、京ことばでの“源氏物語”の語りに耳を傾ける。まるで平安時代の古都・京都へ訪れたかのような瀟洒な体験ができそうだ。

11月 星のや京都 「星のや紅葉賀」

星のや京都内の「奥の庭」では、樹齢400年のオオモミジが宿泊者を迎えてくれる。「紅葉賀」では、このオオモミジを背景とした雅な舞と雅楽の音色が、体験者を源氏物語の一幕へと誘ってくれる。

【詳細】
星のや「暦体験」
提供期間：2024年1月～12月
提供場所：
■星のや東京
所在地 : 〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目9番1
料金 :1泊 112,000円～(1室あたり、税・サービス料込、食事別)
■星野や京都
所在地 :〒616-0007 京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2
料金 :1泊 136,000円～(1室あたり、税・サービス料込、食事別)

【予約・問い合わせ先】
星のや総合予約
TEL:050-3134-8091