星野リゾートが手掛ける日本旅館「星のや飛鳥」が奈良県明日香村に2026年にオープンする。
「星のや飛鳥」は、2026年開業予定の「星のや奈良監獄」に続き、奈良県内で2施設目となる「星のや」ブランドの旅館だ。
明日香村といえばかつて推古天皇や聖徳太子、蘇我馬子、小野妹子などの歴史的偉人が活躍した地。景観保護のため、日本国内で唯一、行政区域内の全域が歴史的風土特別保存地区に指定されている。「星のや飛鳥」は、日本初の宮都「飛鳥京」があったとされるエリアに誕生する。
建物は、明日香村の風景になじむ低層建築を採用。全35室の分棟型客室を展開する。建物には飛鳥時代に仏教とともに伝わったという瓦屋根を採用し、敷地の中心には、棚田を思わせる庭が広がる。土地に根付いた歴史を体感しながら、ゆったりとしたステイを堪能できそうだ。
【詳細】
星のや飛鳥
開業時期:2027年(予定)
所在地:奈良県高市郡明日香村大字真弓979-1他
建築面積:5,294.69平方メートル
延床面積:5,501.28平方メートル
敷地面積:49,997.48平方メートル
客室数:35室