チームラボは、没入型の新常設アートミュージアム「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」を、2025年10月7日(火)、京都駅東南部エリアにオープン。チケットは8月より販売開始。
東京・麻布台ヒルズにある「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」や、大阪・長居植物園の「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」など、インタラクティブなアート空間の数々を手がけてきたチームラボ。今回、新たなアートミュージアム「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」が京都・東九条に誕生する。
新設される「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」では、チームラボの手掛けてきたこれまでの作品群の中に、身体ごと没入するような体験を楽しむことができる。既存作品の他、新作アートや日本未公開作品もラインナップに加わり、新たな作品群で来場者を出迎える。人の存在や認識を問うような、体験型のアートの数々に出会うことができそうだ。
たとえば、空間の中を漂う泡を“浮遊する彫刻”に見立てた《Massless Amorphous Sculpture》では、輪郭の曖昧な彫刻がちぎれたり結合して大きくなったりする中に身を置いてアートを体感することが可能だ。泡の海から生まれ、絶えず形を変える塊は、たとえ身体とぶつかっても完全に破壊されることがなく、その存在は維持され、次第に形を変え修復されていく。
無数の光の球体群《質量のない太陽と闇の太陽》も登場。この作品は、人々が触れようとすると輝きを増し、じっと見つめれば次第に闇の塊が姿を現す。光や闇が呼応していく様子は、まるで宇宙のように幻想的だ。
また、数十万の鳥の群れがまるでひとつの巨大な存在のように見える《鳥道》や、生命が生まれては全体に還元されていく宇宙空間のような《Morphing Continuum》、人々が歩いたその痕跡が残り続け、作品と一体になっていく《Traces of Life》など、存在の“不思議さ”や神秘性を問うようなインタラクティブアート空間を展開する。
加えて、2021年4月25日(日)から5月31日(月)まで無観客で開催された、「祈り」展のために作られた《The Eternal Universe of Words》や、2018年から2022年までの間にお台場のチームラボボーダレスに展示されていた《呼応するランプの森》も再登場。チームラボの数々の作品を、一度に体感することができる。
なお「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」は、京都市が進めている京都駅東南部エリアプロジェクトの一環として開業。同エリアでは、アートセンターなどの複合文化施設の整備も計画している。
【詳細】
「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」
オープン日:2025年10月7日(火)
※10月21日(火)、11月4日(火)、11月18日(火)、12月2日(火)、12月16日(火)は閉館。
開館時間:9:00〜21:00(最終入館は19:30)
※閉館日・開館時間が変更になる場合あり。詳細は公式サイトを確認。
住所:京都府京都市南区東九条東岩本町21-5
<チケット>
・大人(18歳以上):3,800円〜
・中学生・高校生(13〜17歳):2,800円
・子ども(4〜12歳):1,800円
・3歳以下:無料
・障がい者割引:大人料金の半額
・フレキシブルパス(時間指定なし):12,000円
※事前に日時指定予約制。
※大人料金と障がい者割引は変動価格制で、日によって料金が異なる。日別料金を確認の上、日時指定チケットを購入。
※現地購入の場合、上記料金に200円加算。
※チケットは8月より公式ウェブサイト(https://www.teamlab.art/jp/e/kyoto/)にて発売。