エンダースキーマ(Hender Scheme)が東京・蔵前に展開するオルタナティブスペース「隙間」では、元木大輔|DDAA LABによる展示「Functional drawing」を、2022年12月10日(土)から18日(日)まで開催する。
「物々交換」をコンセプトに展開されるオルタナティブスペース「隙間」。その5回目となる展示では、元木大輔|DDAA LABを取り上げる。
DDAA LABは、建築家・元木大輔の建築・デザイン事務所「DDAA」のリサーチやプロトタイピングを行う組織として、2019年に設立。建築的な視点を基に、実験的なデザインと表現の可能性を探求しており、その成果を国内外で発表してきた。
本展「Functional drawing」では、延長コードという身の回りに存在する何気ないものの可能性に着目し、「リフレーミング」されたオブジェクトを展示。「リフレーミング」とは、見方を変えることで既存の意味を変換するという、視点の移動を指す言葉だ。会場では、延長コードを「額装」し、その配線に偶然的なドローイングとしての側面を見てとることで、多義的な状態へと宙吊りにする作品を紹介する。
元木大輔|DDAA LAB「Functional drawing」
会期:2022年12月10日(土)〜18日(日)
会場:隙間
住所:東京都台東区蔵前3-11-2 1F
開廊時間:12:00〜19:00
観覧料:無料