東京・上野にある美術館&博物館情報を特集。動物園をはじめ数多くの文化施設が集中する上野恩賜公園の周辺から、おすすめの美術館と博物館を取り上げる。展示されているアート作品に加えて、展覧会の会期やイベントの開催スケジュールも紹介。各詳細からは、展覧会の内容をチェックすることも可能だ。
企画展「大地に耳をすます 気配と手ざわり」東京都美術館で、“自然と人の関係性”5人の現代作家を紹介開催中期間:2024年7月20日(土)〜10月9日(水)企画展「大地に耳をすます 気配と手ざわり」が、東京都美術館にて、2024年7月20日(土)から10月9日(水)まで開催される。企画展「大地に耳をすます 気配と手ざわり」は、自然に深く関わりつつ制作を行う...
デ・キリコ“幻想的な静謐さ”を湛えた形而上絵画など、代表作が一堂に -「デ・キリコ展」東京都美術館で開催中期間:2024年4月27日(土)〜8月29日(木)20世紀を代表する画家のひとり、ジョルジョ・デ・キリコ。「形而上絵画」呼ばれる静謐で幻想的な絵画を手がけたデ・キリコは、一方で西欧の伝統絵画にも強い関心を抱くなど、90歳で亡くなるまで創作を続けた。デ・...
「デ・キリコ展」東京都美術館で - 幻想的な“形而上絵画”など、初期〜晩年の作品が一堂に開催中期間:2024年4月27日(土)〜8月29日(木)「デ・キリコ展」が、東京都美術館にて、2024年4月27日(土)から8月29日(木)まで開催される。その後、神戸市立博物館に巡回する。ジョルジョ・デ・キリコは、不思議な世界が広がる「形而上絵画」で知られ...
東京都美術館は、1926年、日本初の公立美術館「東京府美術館」として開館した美術館。現在の新館は建築家・前川國男の設計によるものであり、1975年に竣工した。地下3階、地上2階から構成される館内では、世界や日本の美術を紹介する特別展や企画展を開催。また、公募展事業やアート・コミュニティ形成による新たな可能性を探求するアート・コミュニケーション事業なども展開している。
“空海と真言密教の源流”神護寺の展覧会が東京国立博物館で - 国宝《両界曼荼羅》など約100件を公開開催中期間:2024年7月17日(水)〜9月8日(日)創建1200年記念 特別展「神護寺 ─ 空海と真言密教のはじまり」が、東京国立博物館 平成館にて、2024年7月17日(水)から9月8日(日)まで開催される。古くから紅葉の名所として知られてきた京都の神...
内藤礼の展覧会が東京国立博物館で - 縄文時代の土製品に着目、自然光に満たされた空間作品を展開開催中期間:2024年6月25日(火)〜9月23日(月)特別展「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」が、東京国立博物館にて、2024年6月25日(火)から9月23日(月・振)まで開催される。光や空気、水、重力といった自然がもたらす事象と向き合い、「地上の生...
“カルティエと日本”紐解く展覧会が東京国立博物館で - ジュエリーなど約200点、横尾忠則らの作品も開催中期間:2024年6月12日(水)〜7月28日(日)カルティエ(Cartier)の展覧会「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 — 美と芸術をめぐる対話」が、東京国立博物館 表慶館にて、2024年6月12日(水)から7月28日(日)ま...
東京国立博物館(通称・トーハク)は、日本の歴史を彩る重要な文化財を中心に展示する博物館。縄文時代から江戸時代まで、日本美術の流れをたどることができる「本館」、中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示する「東洋館」、重要文化財に指定されている「表慶館」、年に数回の特別展を開催する「平成館」などから構成されている。
国立科学博物館は、自然史と科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館。「日本列島の自然と私たち」をテーマとする日本館では、日本列島の自然と生い立ち、日本人の形成過程、そして日本人と自然の関わりの歴史を紹介する一方、「地球生命史と人類」をテーマとする地球館では、地球上の生き物が深く関わり合って生きている姿、地球環境の変動のなかで生命が誕生と絶滅を繰り返しながら進化してきた足跡、そして人類の知恵の歴史を紹介している。また、テーマを設けた特別展や企画展も開催している。
“交錯する文字と絵”中世写本の展覧会が国立西洋美術館で、ヨーロッパ彩飾写本の役割と華やかな装飾に迫る開催中期間:2024年6月11日(火)〜8月25日(日)中世ヨーロッパでキリスト教の信仰を支えるとともに、知識の伝達を担っていた写本。膨大な時間と労力をかけて制作される写本は、ときに贅沢品となり、なかには華やかな彩飾が施されるものもあった。書物の機能と結びつ...
“リトグラフ”の小企画展が国立西洋美術館で - ドーミエ、マネやルドンなど、19世紀の版画作品を紹介開催中期間:2024年6月11日(火)〜9月1日(日)小企画展「西洋版画を視る—リトグラフ:石版からひろがるイメージ」が、東京・上野の国立西洋美術館にて、2024年6月11日(火)から9月1日(日)まで開催される。小企画展「西洋版画を視る—リトグラフ:石版...
ヨーロッパ中世写本の展覧会が国立西洋美術館で - “文字と絵の融合”華やかな彩飾写本の世界を紹介開催中期間:2024年6月11日(火)〜8月25日(日)企画展「内藤コレクション 写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙」が、東京・上野の国立西洋美術館にて、2024年6月11日(火)から8月25日(日)まで開催される。その後、北海道の札幌芸術の森美術館に巡回...
国立西洋美術館は、西洋美術全般を対象とする唯一の国立美術館。印象派の絵画とロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション「松方コレクション」を基礎に、ルネサンスから20世紀初頭までの絵画や彫刻などを常設展示している。なかでも《睡蓮》をはじめとするクロード・モネの作品は充実。また、欧米などの美術館からの借用作品による企画展も年3回ほど開催している。
本館はル・コルビュジエの、新館は前川國男の設計によるもので、2016年には、国立西洋美術館を構成資産に含む「ル・コルビュジエの建築作品─近代建築運動への顕著な貢献─」が、世界文化遺産に登録されている。
上野の森美術館は、1972年の開館以来、重要文化財の公開をはじめさまざまなジャンルの美術を紹介してきた美術館。常設展示は行っていないものの、年に数回の企画展をはじめ、毎年開催している美術館主催の現代美術展「VOCA展」や、公募展を開催している。