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ドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』世界に愛された大女優、名声の裏に隠された素顔とは?

オードリー・ヘプバーンの素顔に迫るドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』が、2022年5月6日(金)より公開される。監督はヘレナ・コーン。

オードリー・ヘプバーン“知られざる素顔”に迫るドキュメンタリー

『オードリー・ヘプバーン』場面カット|写真1
©️PictureLux / The Hollywood Archive / Alamy Stock Photo

オードリー・ヘプバーンは、銀幕で数々の名作を残し、“永遠の妖精”として世界中の人々に時を超えて愛されている女優。映画『ローマの休日』の主演女優に大抜擢されると、初の主演作&24歳にしてアカデミー賞主演女優賞を受賞。一世代に一人と言われるその圧倒的な美貌でファッションアイコンとしても注目を集め、ハリウッド黄金期の伝説的スターとなった。

世界から「愛された」スターは、誰より「愛すること」を信じた

『オードリー・ヘプバーン』場面カット|写真2
©️ Sean Hepburn Ferrer

映画『オードリー・ヘプバーン』は、大スターでありながら、これまであまり語られてこなかったオードリーの素顔に迫る長編ドキュメンタリーだ。世界中から「愛されていた」オードリー・ヘプバーン。しかし実際には、愛される喜びを知らず、誰より「愛すること」を信じ、貫いたひとりの人間であった...。貴重なアーカイブ映像や本人の肉声によるインタビュー、近親者へのインタビューと共に、名声の裏に隠された彼女の“本当の姿”を探る。

作中では、オードリー最後の主演作『ニューヨークの恋人たち』を監督した、今は亡きピーター・ボクダノヴィッチや孫娘のエマ、バレエダンサーのフランチェスカ・ヘイワードなどが、オードリーの苦悩、寂しさ、そして得た幸せなど、オードリーの本当の生き方について紐解いていく。

その他にも、息子であるショーン・ヘプバーン・ファーラーや、晩年の姿を知るユニセフの写真家、ジョン・アイザック、戦場ジャーナリストのエディス・レデラー、スティーヴン・スピルバーグ監督の『オールウェイズ』で共演したリチャード・ドレイファス、ジバンシィ(Givenchy)の元アーティスティック・ディレクター、クレア・ワイト・ケラーなどが登場し、オードリーの1人の人間としての姿について語っている。

ユニセフ親善大使としての活動にもフィーチャー

『オードリー・ヘプバーン』場面カット|写真13
©John Isaac

映画『オードリー・ヘプバーン』は、オードリーのユニセフ親善大使としての活動にもフィーチャー。オードリーがユニセフ親善大使となったきっかけや、親善大使となった後に訪れた各国で感じたこと、活動に対する思いについて、本人の映像を用いながら、息子・孫・家族ぐるみの友人の口から語られている。

『オードリー・ヘプバーン』場面カット|写真11
©Trinity Mirror / Mirrorpix / Alamy Stock Photo

1989年3月9日にユニセフ親善大使に就任して以降、彼女は人生をユニセフの活動に捧げ、アフリカ、南米、アジアなど世界十数カ国をめぐり、子どもたち悲惨な状況を訴えるため、自らの名声を惜しみなく使った。オードリーがPRするたびに100万ドル以上の寄付がよせられ、彼女が活動した5年間で団体の規模は倍になったという。1992年の終わりには、アメリカ合衆国における文民への最高勲章である大統領自由勲章を授与され、その一カ月後に、スイスの自宅で癌のために63歳で死去したのだった。

<映画『オードリー・ヘプバーン』あらすじ>

幼少期に経験した父親による裏切り、ナチス占領下のオランダという過酷な環境で育った過去のトラウマ、奪われたバレエダンサーへの夢、幾度の離婚……。劇中では、過去の貴重なアーカイブ映像とともに、近親者によって語られるインタビューによって、これまで隠されてきたオードリーの一人の女性としての姿が描き出されていく。

晩年は、ユニセフ国際親善大使として自身の名声を善のために尽くし、慈善活動を通して大勢の人たちに癒しと救済をもたらした。本作では、リチャード・ドレイファスやピーター・ボクダノヴィッチ監督ら俳優時代の仲間、そして息子や孫、家族ぐるみの友人など、プライベートに迫るインタビュー映像、貴重な本人の肉声によるインタビューがふんだんに盛り込まれ、愛情と寛容の力の証として存在する、極めて特別なひとりの女性の姿を、鮮やかにスクリーンによみがえらせている。

<劇中に登場する人物たち>

『オードリー・ヘプバーン』場面カット|写真3
©️Pictorial Press Ltd / Alamy Stock Photo

・リチャード・ドレイファス
『アメリカン・グラフィティ』『ジョーズ』などに出演するアカデミー賞受賞俳優。オードリーが俳優時代を共にした仲間。

・ピーター・ボクダノヴィッチ
『ラスト・ショー』などで知られる、アカデミー賞ノミネート監督。

オードリー・ヘプバーン, ショーン・ヘプバーン・ファーラー(息子)
オードリー・ヘプバーン, ショーン・ヘプバーン・ファーラー(息子)

・ショーン・ヘプバーン・ファーラー
オードリーの長男。

・エマ・キャスリーン・ヘプバーン・ファーラー
オードリーの孫。

クレア・ワイト・ケラー
ジバンシィの元アーティスティックディレクター。オードリー・ヘプバーンは、ジバンシィ創業者のユベール・ド・ジバンシィのミューズであり、友人であったことも有名。ユベール・ド・ジバンシィは『麗しのサブリナ』『ティファニーで朝食を』『おしゃれ泥棒』などの衣装提供を行った。

【詳細】
ドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』
公開日:2022年5月6日(金)
監督:ヘレナ・コーン
出演:オードリー・ヘプバーン、ショーン・ヘプバーン・ファーラー、エマ・キャスリーン・ヘプバーン・ファーラー、クレア・ワイト・ケラー、ピーター・ボクダノヴィッチ、リチャード・ドレイファス

100分/2020年/イギリス/5.1ch/ビスタ/字幕翻訳:佐藤恵子/原題:“Audrey”
配給:STAR CHANNEL MOVIES

© 2020 Salon Audrey Limited. ALL RIGHTS RESERVED.

Photos(15枚)

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