アニメ映画『劇場版 呪術廻戦 0』が復活上映。2025年10月17日(金)より全国の劇場で公開される。

アニメ3期「死滅回游」を控える「呪術廻戦」

原作・芥見下々による「呪術廻戦」は、「週刊少年ジャンプ」で6年半にわたり連載された大ヒットコミック。シリーズ累計発行部数はデジタル版を含めて1億部を突破している。2020年10月から2021年3月にかけてTVアニメ第1期が放送され、初の映画作品として公開された『劇場版 呪術廻戦 0』は、全世界興行収入265億円を記録するヒット。2023年7月から12月にかけて放送されたTVアニメ第2期「懐玉・玉折／渋谷事変」は、日本国内のみならず世界各地で大きな話題となった。

2025年5月30日(金)には、『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』が劇場公開。さらに続編となる「死滅回游」の制作も発表されており、今後もますます注目が高まる展開となりそうだ。

『劇場版 呪術廻戦 0』とは？

2021年12月に公開され、今回復活上映する『劇場版 呪術廻戦 0』は、芥見下々が本編連載前に短期集中連載として描いた「東京都立呪術高等専門学校」を原作とする前日譚。「0巻」として単行本化された際には異例のヒットを記録し、ファンからも非常に高い支持を得ている作品だ。

物語の主人公は乙骨憂太。虎杖悠仁らの先輩であり、禪院真希、狗巻棘、パンダと同級生の呪術高専2年生だ。五条悟と同様に、並外れて規格外な実力を持つ呪術師だけが認められる等級、「特級呪術師」でもある。時系列としては「懐玉・玉折」から約10年が経過した時期が背景になっており、自らの“選択”をした五条と夏油、そして自らの呪いに苦しむ乙骨憂太の葛藤が描かれている。

映画『劇場版 呪術廻戦 0』あらすじ

自身の死刑を望む高校生・乙骨憂太。幼少の頃、結婚の約束を交わした幼馴染・祈本里香を交通事故により目の前で失った彼は、呪いと化した彼女に憑かれ苦しんでいた。そんな中、「呪い」を祓う為に「呪い」を学ぶ学校“東京都立呪術高等専門学校”の教師であり、最強の呪術師・五条悟が現れ、乙骨を呪術高専に転入させる。

呪いと化した里香によって周りの人々を傷つけてしまう日々を送っていた乙骨は、「生きてていいという自信が欲しいー-」と、呪術高専で里香の呪いを解くことを決意。同級生の禪院真希・狗巻棘・パンダと共に呪術師として歩みだすのだった。

【作品詳細】
『劇場版 呪術廻戦 0』復活上映
公開日：2025年10月17日(金)
原作：「呪術廻戦」芥見下々(集英社ジャンプコミックス刊)
監督：御所園翔太
シリーズ構成・脚本：瀬古浩司
声の出演：緒方恵美、小松未可子、内山昂輝、関智一、中村悠一、櫻井孝宏、花澤香菜
制作：MAPPA
配給：東宝