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昭和水墨画の鬼才・篁牛人の展覧会が富山県水墨美術館で - 大胆さ・繊細さをあわせ持つ“渇筆”作品など

企画展「生誕120年・篁牛人展─昭和水墨画壇の鬼才」が、富山県水墨美術館にて、2021年8月11日(水)から9月26日(日)まで開催される。

水墨画の鬼才・篁牛人の画業を紹介

篁牛人《西王母と小鳥》1969年 富山県水墨美術館蔵
篁牛人《西王母と小鳥》1969年 富山県水墨美術館蔵

篁牛人(たかむら ぎゅうじん)は、昭和期の水墨画家だ。特定の師につくことも美術団体に属すこともなく、孤独と酒を最良の友とした牛人は、芸術に至上の価値を置いて自由な生きざまを貫いた。

篁牛人《天台山豊干禅師》1948年頃 富山県水墨美術館蔵
篁牛人《天台山豊干禅師》1948年頃 富山県水墨美術館蔵

牛人の水墨画の作風を特徴付けるのが、渇いた筆などで麻紙に擦り込むようにして墨を定着させる画法「渇筆(かっぴつ)」である。大胆さと繊細さをあわせ持つ渇筆は、細くたおやかな筆線と共存しつつ、白と黒の画面上で緊張感のあるデフォルメされた形態表現を生みだしている。

篁牛人《訶梨諦母》1969年 個人蔵
篁牛人《訶梨諦母》1969年 個人蔵

企画展「生誕120年・篁牛人展─昭和水墨画壇の鬼才」では、牛人の画業を3つの章を通して紹介。《西王母と小鳥》や《訶梨諦母》といった水墨画の大作を中心に展示するとともに、絵画制作に専念する以前、図案家として活躍していた初期の作品も公開する。

展覧会概要

企画展「生誕120年・篁牛人展─昭和水墨画壇の鬼才」
会期:2021年8月11日(水)~9月26日(日) 会期中に一部展示替えを実施
[前期 8月11日(水)~9月5日(日) / 後期 9月7日(火)~9月26日(日)]
会場:富山県水墨美術館
住所:富山県富山市五福777
休館日:月曜日(8月16日(月)・30日(月)、9月20日(月・祝)のぞく)、9月21日(火)
開館時間:9:30〜18:00(入室は17:30まで)
観覧料:
・前売券=一般のみ 1,000円
・当日券=一般 1,200円(1,000円)、大学生 1,000円(700円)
※( )内は20人以上の団体料金
※前売券の販売所についての詳細は美術館ホームページにて確認
※企画展観覧券で常設展も観覧可
※小学校・中学校・高校等の児童・生徒およびこれらに準ずる方、各種障がい者手帳の所持者は観覧無料
※大学生料金の対象は、大学、大学院、短期大学、高等専門学校(4学年以上)、専修学校(専門課程)、専修学校(一般課程の19歳以上)、通信制大学、放送大学(チケット購入時に学生証を提示)
※会場の混雑状況に応じて入場を制限する場合あり
※内容などは変更となる場合あり(最新情報は美術館ウェブサイトなどにて確認)

【問い合わせ先】
富山県水墨美術館
TEL:076-431-3719

Photos(5枚)

昭和水墨画の鬼才・篁牛人の展覧会が富山県水墨美術館で - 大胆さ・繊細さをあわせ持つ“渇筆”作品など|写真1 昭和水墨画の鬼才・篁牛人の展覧会が富山県水墨美術館で - 大胆さ・繊細さをあわせ持つ“渇筆”作品など|写真2 昭和水墨画の鬼才・篁牛人の展覧会が富山県水墨美術館で - 大胆さ・繊細さをあわせ持つ“渇筆”作品など|写真3 昭和水墨画の鬼才・篁牛人の展覧会が富山県水墨美術館で - 大胆さ・繊細さをあわせ持つ“渇筆”作品など|写真4 昭和水墨画の鬼才・篁牛人の展覧会が富山県水墨美術館で - 大胆さ・繊細さをあわせ持つ“渇筆”作品など|写真5

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