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日本初のライアン・マッギンレー個展でサイン会と公開撮影イベント開催決定、モデルとして参加可能

日本初のライアン・マッギンレー個展でサイン会と公開撮影イベント開催決定、モデルとして参加可能 | 写真
Taylor(Black & Blue) 2011 ©Ryan McGinley Courtesy of Tomio Koyama Gallery

東京・清澄の小山登美夫ギャラリーと、渋谷ヒカリエの8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで、ライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)の日本初となる個展を同時開催。およそ2m×3mの大型作品を展示。清澄では、2007年に行われた8人の友人達との大陸横断旅行で撮影された、彼の代表的作品が展示され、渋谷ヒカリエでは、生きた動物と裸のモデルをスタジオ内で撮影した、最新シリーズ"Animals"が披露される。また、8月31日(金)には渋谷ヒカリエにてサイン会、9月1日(土)、公開撮影イベント「McGinley's Zoo:ライアン・マッギンレーの動物園」も開催される。

マッギンレーは今世界で最も脚光を浴びる写真家のひとり。2000年、弱冠22歳の時にニューヨーク・ローワーイーストサイドに住む友人達の生活を撮影した作品を発表し注目を集め、2003年にはホイットニー美術館で同館史上最年少の作家として個展を開催した。その微細で洗練された色彩と構図を持った写真作品では、自由で過激、そして時に純粋でもある桃源郷のような世界が展開され、常に時代の空気が捉えられている。

「マッギンレーの作品はラリー・クラーク、ナン・ゴールディン、ウォルフガング・ティルマンスの写真作品を思わせるが、(中略)大きな違いはマッギンレーの被写体はカメラの前で演じ、そしていかにも現代的な素直な自意識で自己を露出するのだ。写真に撮られる事を通して自己が形成される、という写真の意味を熟知しているのだ。(中略)自発性、率直さ、そして溢れ出る程の悦楽がみなぎる彼の作品は、このジャンルに新鮮さと熱を与える。パブリック/プライベートという行動領域の境界の崩壊、そしてマッギンレーの初期作品を特徴付ける被写体の異常なまでの自省的な行為は、YouTubeの時代、つまり、匿名のアマチュアが多くの人が見ることを意識しながら手作りで制作した個人的な映像が公開される時代の到来を予期している」(シルヴィア・ウォルフ、'Out of Bounds:Photography by Ryan McGinley'より、ライアン・マッギンレー作品集"You and I"、2011年)

マッギンレーの作品は、自身やその世代の日々のリアリティを記録する作品から、入念に仕掛けられ、均衡でありながらも何が起るのか予期できない状況にある被写体の瞬間を捉える作品へと変化していった。2003年の夏、「撮影を演出する」可能性を見いだしたと言う彼は以降、田園風景、野外コンサート会場、あるいはスタジオの中で、巧妙にそして注意深く光を操りながら舞台を作り、35mmの粒子の粗いフィルムで、まるで映画を撮るかのように自らが作り出した「ハプニング」を撮影している。

■関連イベント
展覧会開始の前日、8月31日(金)には渋谷ヒカリエにてサイン会の実施が決定。雑誌『IMA』の創刊を記念して、9月1日(土)にはライアン・マッギンレーによる公開撮影イベント「McGinley's Zoo:ライアン・マッギンレーの動物園」が開催される。応募した方は、動物と人のコラボレーションポートレートとも言うべき『Animals』シリーズと同じくカラフルなバックペーパーの前で、ライアン・マッギンレー自身によるスタジオ撮影にモデルとして参加できる。モデルとして参加しなくても、撮影を見学することが可能(無料)。その公開撮影の模様と撮影された作品の一部は、9月1日(土)に渋谷ヒカリエ8Fの8/ COURTで観ることができる。

【サイン会】
日時:8月31日(金)19:00~20:00(時間になったら終了)
場所:8/ COURT(渋谷ヒカリエ8F、8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery向かい)
参加費:無料
※サイン希望者が多い場合、18:30から8/ COURTにて並ぶ必要あり。
※サインをするのはライアン・マッギンレーの作品集に限る(持込んだものでも、8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで購入したものでも可能。ただし一人一冊まで。
※当日8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryでは以下の作品集を販売(売り切れの場合あり)
『You and I』Twin Palms Press、2009年
『Ryan McGinley: Whistle for the Wind』RIZZOLI、2012年
『IMA』創刊号、アマナホールディングス、2012年

【公開撮影イベント概要】
「McGinley's Zoo:ライアン・マッギンレーの動物園」
日時:2012年9月1日(土) 11:00~17:00
場所:amana海岸スタジオ
住所:東京都港区海岸3-9-18
参加費:6000円(オリジナルプリント1枚付き)
詳細とイベント参加の予約は以下のリンクより
http://www.goliga.com(当日参加も可)
イベントに関するご不明点のお問い合わせ先:ivan@goliga.com
内容:動物と人のコラボレーションポートレートとも言うべき「ANIMALS」シリーズと同じくカラフルなバックペーパーの前で行われるスタジオ撮影に参加できます。撮影するのは、ライアン・マッギンレーその人。さまざまな動物の中から、一緒に撮影したい一匹を選択できます。(登場予定の動物たち:ヤギ、ウサギ、ヘビ、オウム、ブタ、サルなど)

1) 動物とマッギンレーと一緒の撮影(着衣)
2) 動物と一緒の撮影(着衣)
3) ヌードでの撮影
★ヌード撮影を希望される方は、20歳以上である ことを証明する身分証明書をご持参ください。写真家と一対一のクローズドなスペースで行われます。
上記の3つのシチュエーションから希望のものを選んで参加。マッギンレーがiPhoneで撮影したイメージであればL判サイズ(89 × 127 ミリ)のプリントとなって出力され、 来場者は持ち帰ることができます。

※応募頂いた方は、カラフルなバックペーパーの前で、ライアン・マッギンレー自身によるスタジオ撮影にモデルとして参加できます。 
※イベントにモデルとして参加する方以外でも、撮影の模様を見学可能(無料)
※渋谷ヒカリエ8Fでも撮影の模様を楽しめる(公開撮影中に撮影された作品画像と、撮影の模様や展覧会展示作業などのスナップショットを、随時更新しながらスライドショーで紹介)

日時:2012年9月1日(土) 14:00~20:00
場所:8/ COURT(渋谷ヒカリエ8F、8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery向かい)
参加費:無料

【展覧会情報】
■ライアン・マッギンレー
Ryan McGinley「Reach Out, I'm Right Here」
期間:2012年9月1日(土)~2012年9月29日(土)
場所:小山登美夫ギャラリー(清澄)
住所:東京都江東区清澄1-3-2-7F(丸八倉庫ビル)
開廊時間:火~土 12:00~19:00
休廊日:日・月曜日、祝日
TEL:03-3642-4090

■ライアン・マッギンレー
Ryan McGinley「Animals」
期間:2012年8月31日(金)~10月1日(月) ※展覧会期中無休
場所:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 8階
開廊時間:11:00~20:00
TEL:03-6434-1493

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