企画展「国松希根太 連鎖する息吹」が、青森の十和田市現代美術館にて、2025年12月13日(土)から2026年5月10日(日)まで開催される。
国松希根太(くにまつ きねた)は、北海道を拠点とする彫刻家だ。1977年に生まれた国松は、2000年代より、北海道南西部の白老町にある「飛生(とびう)アートコミュニティー」を拠点に活動。北海道で長い年月をかけて形成された、独自の形を持つ木々を素材に、彫刻作品を手がけてきた。また、近年は、地平線や水平線、山脈、洞窟など、風景のなかに見出すことができる輪郭に着目し、彫刻や絵画、インスタレーションも発表している。
企画展「国松希根太 連鎖する息吹」は、美術館で初となる国松の個展。国松の代表的や、十和田の自然に着想を得た新作を展示するほか、国松が活動拠点とする飛生アートコミュニティー、国松によるフィールドワーク「アヨロ ラボラトリー(Ayoro Laboratory)」、そして彫刻家の父・國松明日香や画家の祖父・国松登へと連なる作家の系譜も紹介する。
企画展「国松希根太 連鎖する息吹」
会期:2025年12月13日(土)〜2026年5月10日(日)
会場:十和田市現代美術館
住所:青森県十和田市西二番町10-9
開館時間:9:00〜17:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
観覧料:一般 1,800円(常設展含む)、高校生以下 無料
※詳細については追って告知
【問い合わせ先】
十和田市現代美術館
TEL:0176-20-1127