展覧会「平子雄一展 オリジン(ORIGIN)」が、岡山県立美術館にて、2025年9月16日(火)から11月9日(日)まで開催される。
平子雄一(ひらこ ゆういち)は、1982年岡山に生まれ、東京を拠点に活動する現代美術家だ。植物や自然と人間の共存、そしてその関係性のなかに浮かびあがる曖昧さや疑問をテーマとして、絵画を軸に、ドローイング、彫刻、インスタレーション、サウンドパフォーマンスなど、多岐にわたる作品を発表している。
平子のコンセプトの起点にあるのは、観葉植物や街路樹、公園に植えられた植物など、人の手による植物を「自然」と定義することへの違和感である。平子はこうした視点から、現代社会における自然と人間の境界線を、作品制作をつうじて探ってきた。
展覧会「平子雄一展 オリジン」は、平子の故郷・岡山県で初となる大規模個展。展示室ばかりでなく、屋内広場や中庭なども会場に、自然と人間の関係性を問いかける絵画や立体作品、インスタレーションなど、初公開の新作を中心に過去最大規模のスケールで展示する。
瀬戸芸美術館連携プロジェクト「平子雄一展 オリジン」
会期:2025年9月16日(火)〜11月9日(日)
会場:岡山県立美術館 地下展示室
住所:岡山県岡山市北区天神町8-48
開館時間:9:00〜17:00
※9月16日(火)は10:00開館、9月27日(土)、10月11日(土)・25日(土)は19:00閉館
※入館はいずれも閉館30分前まで
休館日:9月29日(月)、10月6日(月)・14日(火)・20日(月)・27日(月)、11月4日(火)
観覧料:一般 1,500円(1,200円)、大学生・65歳以上 1,300円、高校生以下 無料
※( )内は前売料金
※障がい者手帳などの持参者および介護者1名は無料
※本展観覧券で、同時期開催の「岡山の美術展(収蔵品展示)」、特別展示「長尾紀壽展」も観覧可(会期は9月20日(土)から11月3日(月・祝)まで)
【問い合わせ先】
岡山県立美術館
TEL:086-225-4800