映画『遠い山なみの光』は、ノーベル⽂学賞受賞作家 カズオ・イシグロのデビュー作「遠い⼭なみの光」を実写化したヒューマンミステリー作品。⻑崎で原爆を経験した主人公の悦子は、夫と長女を亡くし一人暮らし。娘のニキに、最近よく見るという「夢」について語り始める。主人公の悦子役を広瀬すず、悦子が長崎で知り合う謎の女性役を二階堂ふみが演じる。
住野よるの青春小説「か「」く「」し「」ご「」と「」を実写映画化。それぞれが少し変わった特別な“かくしごと”を持ち、もどかしい想いを抱えながら過ごす、高校のクラスメイト5人の眩しくて時に切ない物語を描く。奥平大兼×出口夏希がW主演を務める他、Aぇ! groupの佐野晶哉や菊池日菜子、早瀬憩が出演。“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”5人の青春を映し出す。
武田綾乃の小説を実写化した映画『愛されなくても別に』では、毒親に依存され、人生に一度も期待を抱いたことのない大学生・陽彩の青春逃走劇を描く作品。主人公の陽彩役を南沙良が演じ、陽彩に大きく影響を与えることとなるバイト先の同僚・雅役を馬場ふみかが演じる。
『劇映画 孤独のグルメ』は、原作・久住昌之、作画・谷口ジローによるグルメ漫画の金字塔「孤独のグルメ」を実写化したドラマの劇場版。同シリーズ初の実写映画作品となる。営業先で訪れた土地で、ふらりと食べたいものを1人で食べる主人公・井之頭五郎を演じるのは、松重豊。主演だけでなく監督・脚本も松重豊が手掛ける。
『35年目のラブレター』は、ある夫婦の感動の実話を映画化した作品。読み書きのできない夫が、35年間連れ添った妻に向けて書いた1通のラブレターをめぐる涙と笑いの物語を映す。笑福亭鶴瓶と原田知世が夫婦役を演じ、2人の若かりし姿を重岡大毅と上白石萌音が演じる。
実写映画『青春ゲシュタルト崩壊』は、“個性を押し殺し、他⼈に合わせて⾃分を⾒失うこと”=⾃分の顔が⾒えなくなる「⻘年期失顔症」になった高校生の成長と青春を描く物語。ケータイ⼩説サイト「野いちご」から生まれた丸井とまとの小説を原作としており、IMP.の佐藤新、渡邉美穂がW主演を務める。
高橋文哉と西野七瀬がW主演を務める映画『少年と犬』は、第163回直木賞を受賞した、馳星周の同名小説を原作とする実写化作品。震災で飼い主を亡くした1匹の犬・多聞(たもん)と様々な背景を抱えた人々の出会い、ふれあいを描く。ある1人の少年と約束を誓い、“大切な何か”を探して走り続ける多聞の旅の行方とは?
映画『風のマジム』は、原田マハの小説を原作とする実写映画。実話をもとにしたフィクションで、平凡な契約社員の主人公が、沖縄産ラム酒誕生のために奮闘し夢を実現させていく姿を描く。主演は伊藤沙莉。
映画『この夏の星を見る』は、辻村深月の青春小説を原作とする作品。2020年に感染症が拡大した“コロナ禍”を背景に、休校や緊急事態宣言によって大人以上に複雑な思いを抱えていた中高生たちの姿を描く。部活動を制限された日本各地の中高生がリモート会議で繋がり、生み出す奇跡とは?
映画『消滅世界』は、芥川賞作家の村田沙耶香による小説を原作とする映画作品。人工授精により子供を授かることが当たり前となり、夫婦間のセックスは近親相姦であるとタブー視されるようになった世界を描く。性愛や夫婦、家族、命についての既成概念を覆し、問い直すようなストーリーに注目だ。蒔田彩珠が主演。
実写映画『#真相をお話しします』は、結城真一郎による新感覚のミステリー短編集が原作。日常に潜む違和感を描く5篇の短編が、実写映画ではどのような物語に構築されていくのか、注目だ。Mrs. GREEN APPLEのフロントマン大森元貴とtimeleszの菊池風磨が主演を務め、“親友”とも“敵”ともつかない2人を演じる。
映画『8番出口』は、閉じ込められたプレイヤーが「8番出口」から地上への脱出を目指す、ウォーキングシミュレーターゲームを実写映画化した作品。主演の二宮和也が地下通路で異変を探し8番出口を求めて“迷う男”を演じる。監督は川村元気。
柚月裕子のヒューマンミステリー小説「盤上の向日葵」を実写映画化。坂口健太郎がプロ将棋界に彗星のごとく現れた若手棋士・上条を演じ、渡辺謙が“賭け将棋”で圧倒的な実力を持ちながら裏社会に生きた男、東明を演じる。とある山中で発見された白骨死体事件と2人の関係、そして上条の持つ壮絶な過去とは?宿命と因果がつながる、魂のぶつかり合いに注目だ。
映画『火喰鳥を、喰う』は、第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞を受賞した原浩による小説が原作のミステリーホラー映画。かつて戦死したはずの祖父の兄が書いたという謎の日記が主人公のもとに届き、その内容を読んだ日を境に不可解な出来事が次々と起こり始める。主演は水上恒司が務め、ヒロインは山下美月が演じる。
映画『俺ではない炎上』は、第36回山本周五郎賞候補にもなった浅倉秋成の小説「俺ではない炎上」を阿部寛主演で実写映画化したサスペンス・ミステリー作品。主人公の山縣泰介はある日突然、SNS上で“殺人事件の犯人”として個人情報を晒されて炎上状態に。身に覚えのない濡れ衣によって世間から追いかけまわされることになった男の、ノンストップの逃亡劇を描く。
映画『リライト』は、法条遥の小説を原作とする実写映画。“タイムリープ”で出会い恋に落ちた主人公の美雪と未来人の保彦。タイムリープを使って「時間のループを完成させる」と約束する美雪だったが、10年後の当日、つじつまが合わなくなっていた。謎を探っていく中で驚愕の真実が明らかになる、新感覚の青春ミステリー。主演は池田エライザが務め、ジュニアの阿達慶が共演。
映画『キャンドルスティック』は川村徹彦による小説「損切り:FX シミュレーション・サクセス・ストーリー」を原作とする実写映画。罠にはめられ全てを失った元天才ホワイトハッカーが“金融市場の番人”であるAIを騙し、FX市場で大金を手に入れることを目論むスリリングなマネーサスペンスを描く。主演は阿部寛。