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夏に観たい名作映画をピックアップ。夏休みシーズンは海や山、祭に花火など注目イベントが盛りだくさん。外に出て夏を思いきり楽しむのもいいけれど、涼しい室内でゆっくり映画鑑賞も外せない楽しみ方の1つだろう。そこで今回は、爽やかで甘酸っぱいラブストーリーやアクション、子どもから大人まで楽しめる名作アニメーションなどを厳選。夏のもう1つの思い出となるような映画を見つけて。
同名コミックを原作に持つ映画『溺れるナイフ』は、15歳の夏に東京から転校してきた美少女モデル・望月夏芽(小松菜奈)と、容姿端麗で地元・神主一族の跡取り・コウ(菅田将暉)の恋愛模様を、海や山の豊かな自然と共に繊細に描いていく。ナイフのように研ぎ澄まされた10代のハートがぶつかり合う、青春ラブストーリー。
映画『青空エール』は、「別冊マーガレット」で連載された同名コミックが原作。主人公となるのは、夏の甲子園で野球部を応援することに憧れ、吹奏楽部に入部した小野つばさ(土屋太鳳)だ。つばさに惹かれる野球部員・山田大介(竹内涼真)、そして吹奏楽部の仲間たちとの交流がみずみずしく描かれる。
映画『君の名前で僕を呼んで』は、アンドレ・アシマンによる小説を映画化。17歳の主人公・エリオ(ティモシー・キャラメ)は、父が呼んだ年上の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)と過ごすうちに初めて恋というものを知るのだった。本作品では、北イタリアの避暑地を舞台に、対照的な青年2人の一夏の恋を瑞々しく描いていく。
大ヒットミュージカルを映画化した『マンマ・ミーア』の続編。前作のその後の物語に加え、ドナ(メリル・ストリープ)がソフィ(アマンダ・セイフライド)の父親候補3名と出会った青春時代を描く。美しい海に囲まれたギリシャ・カロカイリ島を舞台に、ABBAの「ダンシング・クイーン」をはじめとした名曲が物語を盛り上げる。
映画『(500)日のサマー』は、運命の恋を信じる男の子・トム(ジョセフ・ゴードン＝レビット)と、それを信じない女の子・サマー(ズーイー・デシャネル)の甘くて苦い恋愛物語。正反対の2人が出会い、別れ、立ち直るまでの「(500)日」をランダムに振り返る大胆なストーリー展開で、誰もが共感してしまうリアルな恋模様をコミカルに描いていく。
ジョニー・デップ演じる孤高の海賊、キャプテン・ジャック・スパロウの人気シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作。ジャックは“海の死神”サラザールの復讐から逃れるため、伝説の秘宝「ポセイドンの槍」を求めて冒険に旅立つ。それを巡って、かつての仲間ウィルやエリザベス、宿敵バルボッサなども勢ぞろい。宝を手に入れるのは誰なのか、最後まで目が離せない。
『ワイルド・スピード』シリーズ7作目は、”空”が舞台の爽快カーアクションに注目。輝く太陽とビーチが眩しいアブダビやロサンゼルスで次々起こるアクションも見応えたっぷりだ。出演者は、ヴィン・ディーゼルやポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス、ドウェイン・ジョンソンらお馴染みのキャストに加え、最強の敵役としてジェイソン・ステイサムが参戦する。
是枝裕和監督による映画『海街diary』は、「月刊フラワーズ」にて連載中の同名コミックが原作。海が見える街・鎌倉で暮らす三姉妹の幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ)、千佳(夏帆)は、父の死後、腹違いの妹すず(広瀬すず)と共に生活することに。それぞれ想いを抱える4姉妹が、本当の家族になっていく1年間を描いていく。
『夜は短し歩けよ乙女』の湯浅政明監督によるアニメーション映画『きみと、波にのれたら』は、女子大生と消防士のラブストーリー。サーフィンが大好きな主人公・向水ひな子(声：川栄李奈)が、引っ越した街で正義感が強い消防士・港(声：片寄涼太)と出会うところから物語が始まる。海を通じてひかれあう2人を描いた、夏におすすめの作品だ。
新海誠監督の最新作『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される家出少年・帆高と不思議な力を持つ少女・陽菜が自らの生き方を"選択"していくラブストーリーが展開される。2人の恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界の人々へのメッセージとして描かれる。
新海誠監督の長編大作アニメーション映画。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(みつは)と、東京に暮らす男子高校生の瀧(たき)の出会うはずのない2人が巡り会い、時空を超えた奇跡の物語を描いていく。夏の空と自然の情景描写や美しい音楽が、ノスタルジックな気分になること間違いなし。
本作は作家・森見登美彦が2010年に発表し、日本SF大賞受賞を受賞したペンギン・ハイウェイをアニメーション映画化。まっすぐな目で未来を見つめる少し生意気な小学4年生"アオヤマ君"のひと夏の少し不思議な体験を描く。果たしてアオヤマ君は、ミステリアスなお姉さんとペンギン、海の謎を解けるのだろうか。
前作『ファインディング・ニモ』でニモの父・マーリンと冒険をともにしたドリーが、家族を探す旅に出るストーリー。ニモやマーリンをはじめ、新キャラクターのタコのハンク、泳ぎが苦手なジンベエザメ・デスティニー、シロイルカのバイレーも旅の仲間として登場。宝石のように美しい“海の世界”を舞台に、感動の冒険ファンタジーが始まる。
南太平洋で語り継がれる神秘的な伝説をもとにした映画『モアナと伝説の海』は、ディズニーが贈る南国ストーリー。幼いころの体験をきっかけに“海に愛される”という特別なチカラを持つヒロイン・モアナは、愛する人々と世界を闇から守るため、世界を生んだ命の女神テ・フィティの”心”を取り戻す冒険の旅に出る。
映画『思い出のマーニー』の原作はイギリスの児童文学。映画は、舞台をイギリスから日本に置き換え、思春期の内省的な女の子・杏奈が謎の少女・マーニーとの交流を通じて心を開いていく様子や、少女2人の友情が瑞々しく描かれたファンタジー作品だ。
