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日本画家・小野竹喬の展覧会が三重県立美術館で - 詩情豊かな風景画が一堂に、波切を描いた《波切村》も

企画展「笠岡市立竹喬美術館名品展 小野竹喬」が、三重県立美術館にて、2023年4月22日(土)から6月11日(日)まで開催される。

105点の名品とともに小野竹喬の画業を紹介

小野竹喬 《青海》 1927年 笠岡市立竹喬美術館蔵
小野竹喬 《青海》 1927年 笠岡市立竹喬美術館蔵

小野竹喬(おの ちっきょう)は、詩情豊かな風景画を描き続けた日本画家だ。1889年、現在の岡山県笠岡市に生まれた竹喬は、近代京都画壇を代表する画家・竹内栖鳳に師事、その後は京都市立絵画専門学校にも学んでいる。西洋絵画や南画にも関心を示し、日本画の革新を試みた竹喬は、特別ではない自然を叙情豊かに描きだし、京都画壇を代表する画家として活躍した。

小野竹喬 《樹間の茜》 1974年 笠岡市立竹喬美術館蔵
小野竹喬 《樹間の茜》 1974年 笠岡市立竹喬美術館蔵

企画展「笠岡市立竹喬美術館名品展 小野竹喬」では、竹喬の生地にある笠岡市立竹喬美術館の所蔵品より、初期から最晩年に至る作品を紹介。105点の名品を通して、「日本画壇最高の風景画家」とも称される竹喬の画業をたどってゆく。

小野竹喬 《波切村》 1918年 笠岡市立竹喬美術館蔵
小野竹喬 《波切村》 1918年 笠岡市立竹喬美術館蔵

なかでも注目は、1918年に発表された代表作《波切村》。三重県・志摩半島の波切(なきり)の雄大な自然とこの地に暮らす人びとの営みを描きだした同作は、竹喬ら気鋭の日本画家が日本画の革新を目指して結成した「国画創作協会」の第1回展に出品された作品である。本展は、竹喬が新たな日本画の創出へと踏みだす第1歩となった名作を目にすることができる機会となる。

展覧会概要

企画展「笠岡市立竹喬美術館名品展 小野竹喬」
会期:2023年4月22日(土)~6月11日(日) 会期中に一部展示替えあり
会場:三重県立美術館 1階 企画展示室 第1~4室
住所:三重県津市大谷町11
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(5月1日(月)は開館)
観覧料:一般 1,000円(800円)、学生(大学・各種専門学校など) 800円(600円)、高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※この料金で「美術館のコレクション」および柳原義達記念館も観覧可
※障害者手帳など(アプリ含む)の所持者および付添者1名は無料
※毎月第3日曜の「家庭の日」(5月21日)は団体割引料金で観覧可
※前売券は、チケットぴあ、ファミリーマート、セブン-イレブンほかにて販売

※画像の無断転載を禁ずる。

三重県立美術館
TEL:059-227-2100(代表)

Photos(5枚)

日本画家・小野竹喬の展覧会が三重県立美術館で - 詩情豊かな風景画が一堂に、波切を描いた《波切村》も|写真1 日本画家・小野竹喬の展覧会が三重県立美術館で - 詩情豊かな風景画が一堂に、波切を描いた《波切村》も|写真2 日本画家・小野竹喬の展覧会が三重県立美術館で - 詩情豊かな風景画が一堂に、波切を描いた《波切村》も|写真3 日本画家・小野竹喬の展覧会が三重県立美術館で - 詩情豊かな風景画が一堂に、波切を描いた《波切村》も|写真4 日本画家・小野竹喬の展覧会が三重県立美術館で - 詩情豊かな風景画が一堂に、波切を描いた《波切村》も|写真5

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