アンナ チョイ(Anna Choi)は、ニューヨークを拠点とするファッションブランド。自身のブランドであるヘンネ(HAENGNAE)のデザイナーを約4年間務めたのち、独立して新たに始動した。

2025年のファーストコレクションはメイド・トゥ・オーダーのみで展開していたが、2026年春夏コレクションより初のプレタポルテラインを展開し、本格始動。これまでヘンネで掲げてきた「強きロマンチストのための服」を起点に、静と動、強さと繊細さ、理想と現実といった二面性をテーマに進化させたウェアを提案する。

プレタポルテのデビューシーズンでは、培ってきた流れるようなドレープ、精緻なテーラリング、クチュール技法を活かしたディテールを踏襲しつつ、日常に取り入れやすいプレタポルテとして表現した。

1992年に生まれたアンナ・チョイは、韓国のファッションデザイナー。

日本で育ち、ニューヨークでファッションデザインを学んだ後、2017年に文化服服装学院在学中に神戸ファッションコンテスト特選を受賞し、特待生としてイギリスのノッティンガム・トレント大学へ留学。

同大学を卒業度、Graduate Fashion Week(GFW)で発表したオートクチュールコレクションが注目を集めるが、複数あったというメゾンブランドからのオファーを受けず、日本に戻り自身のブランド「ヘンネ(HAENGNAE)」を立ち上げる。

2025年からは、ファッションブランド「アンナ チョイ(ANNA CHOI)」を、ニューヨークを拠点にスタート。オートクチュールの精神を背景に、メイド・トゥ・オーダーとプレタポルテの両軸で、グローバルに活動を展開している。