企画展「花ごよみ ─横山大観・菱田春草らが咲きほこる─」が、京都の嵯峨嵐山文華館にて、2022年4月23日(土)から7月3日(日)まで開催される。

花や四季を描いた近代日本画を展示

企画展「花ごよみ ─横山大観・菱田春草らが咲きほこる─」は、近代日本画の巨匠が描いた、花々や四季を題材とした作品を展示する展覧会だ。横山大観をはじめ、菱田春草や速水御舟など、前後期あわせて49点の作品を展示し、うち21点は初公開となる。

第1章は、「季節を彩る花と果実」がテーマ。幻想的な夜桜を描いた加山又造の大作《おぼろ》を筆頭に、横山大観《桃》や速水御舟《露潤》、菊池契月《紅葉美人》など、近代日本画家による花々や果実の華麗な姿を堪能することができる。

一方、第2章「日本の四季を描く」では、四季の美しさを一度に楽しむことができる作品を紹介。それぞれの季節を代表する動植物を1枚の画面のなかに精緻に描いた今尾景年の《余物百種》や、春と夏、冬に対応する雪月花それぞれの趣を表現した、竹内栖鳳・横山大観・川合玉堂の合作《雪月花》などを展示する。

展覧会概要

企画展「花ごよみ ─横山大観・菱田春草らが咲きほこる─」
会期：2022年4月23日(土)〜7月3日(日)
［前期 4月23日(土)〜5月30日(月) / 後期 6月1日(水)〜7月3日(日)］
会場：嵯峨嵐山文華館
住所：京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
開館時間：10:00〜17:00(最終入館は16:30)
休館日：火曜日(ゴールデンウィークは休まず開館)、5月10日(火)・11日(水)
料金：一般・大学生 900円(800円)、高校生 500円(400円)、小中学生 300円(250円)、障がい者と介添人1名まで 各500円(400円)
※( )内は団体料金
※福田美術館との二館共通券：一般・大学生 2,000円、高校生 1,000円小中学生 550円、障がい者と介添人1名まで 各1,000円

【問い合わせ先】
嵯峨嵐山文華館
TEL：075-882-1111