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人気ドラマ「科捜研の女」初の映画化、沢口靖子&内藤剛志インタビュー“マリコと土門はベストパートナー”

人気TVドラマシリーズ「科捜研の女」が初の映画化。『科捜研の女 -劇場版-』として、2021年9月3日(金)に全国の劇場にて公開される。

現行連ドラ“最長作品”「科捜研の女」の魅力

『科捜研の女 -劇場版-』場面カット|写真10

1999年より、テレビ朝日で放送されている「科捜研の女」は、当時はまだまだ珍しかった“科学捜査”に焦点を当てたミステリードラマ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコを中心に、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に事件解決に挑む姿を描いている。

現行連ドラの中では最長作品であるにも関わらず、その進化し続けるストーリーによって、今なお多くのファンに愛されている作品だ。

シリーズ初、大スクリーンデビュー

そんな「科捜研の女」がシリーズ21年目にして、遂にスクリーンデビュー。映画『科捜研の女 -劇場版-』で主人公・マリコが挑むのは、世界同時多発不審死事件から始まる、シリーズ史上“最難関の事件”。また、全20シーズンに及ぶエピソードが伏線となった、ドラマファン必見の衝撃な展開が待ち構えているという。

『科捜研の女 -劇場版-』場面カット|写真15

主人公の榊マリコを演じるのは、もちろんドラマ版同様の沢口靖子だ。またシーズン5以降、長年マリコとバディを組んでいる京都府警の土門薫刑事役も、内藤剛志が続役する。

沢口靖子、内藤剛志にインタビュー

『科捜研の女 -劇場版-』場面カット|写真1

「科捜研の女」シリーズにおいて絶妙なコンビネーションを見せる榊マリコと土門薫。そんな二人を演じる沢口靖子、内藤剛志にインタビューを実施した。長年二人が演じてきた役柄であるマリコと土門の関係性についてや、俳優同士として向き合ってきたお互いの印象からは、絆の深さがうかがえるエピソードが登場。また、「科捜研の女」シリーズの魅力や『科捜研の女 -劇場版-』ならではの見所、注目の場面などについても話を聞いた。

20年以上続くロングヒットドラマが映画化

1999年にドラマ放送がスタートした「科捜研の女」。20年以上にわたって人気を集め続けています。あらためてその魅力とは?

沢口:「科捜研の女」は、“科学と人間“を丁寧に、緻密に描いた物語。最新の科学で事件が解き明かされていく面白さに加えて、人間の弱さや愚かさ、未熟さ、そして愛おしさが描かれているところに皆さんが共感してくださって、長く愛される作品になったのではないか、と思っています。

内藤:科学をメインにして事件を解決していく、という物語が「科捜研の女」以前はあるようでなかったように思います。また、主人公の「榊マリコ」というキャラクターもクールさとエモーショナルな部分を併せ持ったユニークな人物で、皆さんの目に新鮮に映ったのではないでしょうか。

研究員として科学を扱う非常にクールな面と、犯人や被害者に対して涙を流す感情的な部分という、対照的な側面を持つ「マリコ」という1人の人間の魅力が、人気を集めたのだと思います。

『科捜研の女 -劇場版-』場面カット|写真5

20年以上シリーズが続いてきた中で、今回が初の映画化となりました。

沢口:まさか映画化するとは思ってもいませんでしたので、夢のようなお話だと喜びました。「科捜研の女」は2019年に20周年を迎えたのですが、その時に「シーズン19」として、通常よりも長い“1年間”にわたるドラマ放送を行いました。劇場版はその「シーズン19」をやり遂げたことをきっかけに持ち上がったお話でしたので、ちょうど節目でしたし“集大成”の気持ちで取り組みたいな、と思いました。

1年間のドラマ放送を経たことで映画化が実現したのですね。

内藤:ドラマは長くやってきたこともあり、今はある程度定型化されてきているので、何かしらの変化があるということがとても嬉しいんです。1年間放送した「シーズン19」もそうですし、たとえば2時間スペシャルや、前・後編の物語とかでも良い。極端に言えば12時間ドラマになったらもっと面白いですよね(笑)。

そんな中で、映画という新たな場所で新しい形の「科捜研の女」ができると聞いて、とても楽しみだと思いました。僕たちがやっていること自体はドラマも劇場版も同じですが、新たなチャレンジができるな、と。やっちゃん(沢口さん)が言ったように集大成ではありますが、映画が終点だと思ってやってきたわけでもないので、純粋に「新しいことを楽しめる」と思いましたね。

長寿ドラマシリーズならではの安定感や自信がうかがえます。

内藤:これだけ長く続くと、もはや「科捜研の女」という1ジャンルになっていますよね。「西部警察」や、他局で言うなら「太陽にほえろ!」「水戸黄門」シリーズと同じように「“科捜研”といえば沢口靖子」と、ぱっと顔が浮かんでくる。1つのジャンルとして定着したような感覚があります。

『科捜研の女 -劇場版-』場面カット|写真3

劇場版には、過去のシリーズに登場した歴代キャストも登場しています。豪華な顔ぶれがそろっていますが、懐かしいメンバーと再会を果たしていかがでしたか。

沢口:それぞれのキャラクターに、マリコとの歴史がありまして、久々にお会いした時は懐かしくて嬉しい気持ちになりました。

例えば、長田成哉さんが演じる研究員の相馬涼君は、マリコのやんちゃな弟のような存在。今回は彼がカナダ在住の設定で、劇中ではリモートで会話をしていますが、撮影の時は相変わらず今もメンバーの一員であるかのようにすっかり溶け込んでいました。

いつもマリコが相馬君を励ましたり叱ったりする時には耳を引っ張るのがお決まりだったのですが、今回はリモートでそのやりとりを再現しています(笑)。私からのリクエストで実現した場面なので、ぜひ楽しみにしていてください。

マリコと土門は“ベストパートナー”

『科捜研の女 -劇場版-』場面カット|写真4

Photos(20枚)

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