企画展「ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」が、神奈川の横須賀美術館にて、2025年9月13日(土)から11月3日(月・祝)まで開催される。千葉市美術館などでも開催された巡回展だ。
企画展「ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」は、世界最大規模の絵本原画コンクール「ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB)」に参加した作家による絵本作品を紹介する展覧会だ。
スロバキアの首都・ブラチスラバで2年ごとに開催されるブラチスラバ世界絵本原画展は、1967年の第1回展の開催以来、半世紀以上の歴史を歩んできた。同展は、各国を代表する絵本のイラストレーションが一堂に会する機会として、ヨーロッパばかりでなく、日本でも高く評価されている。
2023年のブラチスラバ世界絵本原画展には、36か国から275人の作家が参加し、355冊の絵本が出展された。本展では、これらの絵本から選出された、グランプリをはじめとする受賞作品を紹介。グランプリのパロマ・バルディビア《問いかけの本》、金牌を受賞したアナ・クーニャ《はじまり》やルツィエ・ルチャンスカー《ねぇ、感じてみようよ》など、多彩な国の作家による作品を目にすることができる。
また、日本代表として参加した作家による作品も。2023年のブラチスラバ世界絵本原画展には、初参加からベテランまで、10組の作家が参加した。会場では、きくちちき《ともだちのいろ》や堀川理万子《海のアトリエ》など、絵本と原画を展示。また、ラフスケッチや草稿なども交えて、制作の過程にも光を当てる。
企画展「ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」
会期:2025年9月13日(土)~11月3日(月・祝)
会場:横須賀美術館
住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1
開館時間:10:00~18:00
休館日:10月6日(月)
観覧料:一般 1,300円(1,040円)、高校生・大学生・65歳以上 1,100円(880円)、中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※市内在住・在学の高校生は無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者および付添者1名は無料
※11月3日(月・祝)は観覧無料
【問い合わせ先】
横須賀市コールセンター
TEL:046-822-4000(月~金曜日 8:00~18:00 / 土・日曜日、祝休日 8:00~16:00)