企画展示「響きあう絵画 宮城県美術館コレクション カンディンスキー、高橋由一から具体まで」が、群馬県立近代美術館にて、2025年9月13日(土)から11月9日(日)まで開催される。福岡の久留米市美術館などでも開催された巡回展だ。
宮城・仙台にある宮城県美術館は、明治時代から昭和時代にかけての日本の絵画、ヴァシリー・カンディンスキーやパウル・クレーといったドイツ表現主義の優品など、充実した絵画作品を収蔵している。また、エッセイ「きまぐれ美術館」で知られる洲之内徹(すのうち とおる)が残したコレクションも、特徴のひとつだ。
企画展示「響きあう絵画 宮城県美術館コレクション カンディンスキー、高橋由一から具体まで」は、宮城県美術館のコレクションを紹介する展覧会。日本の絵画からは、洋画の先駆者・高橋由一による《宮城県庁門前図》、安井曽太郎や松本竣介などの近代洋画、第二次世界大戦後の前衛美術グループ「具体美術協会」で活躍した桂ゆきなど、近現代の作品を公開する。
また、カンディンスキーの《「E.R.キャンベルのための壁画No.4」の習作(カーニバル・冬)》などの西洋絵画を展示するほか、美術商・洲之内徹が生涯にわたって手放さなかったコレクションからは、海老原喜之助の《ポアソニエール》や長谷川潾二郎の《猫》なども紹介する。
企画展示「響きあう絵画 宮城県美術館コレクション カンディンスキー、高橋由一から具体まで」
会期:2025年9月13日(土)〜11月9日(日)
会場:群馬県立近代美術館 展示室1
住所:群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(9月15日(月・祝)、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)は開館)、9月16日(火)、10月14日(火)、11月4日(火)
観覧料:一般 900円(720円)、高校・大学生 450円(360円)、中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※障害者手帳などの所持者および介護者1名は無料
※10月28日(火)「群馬県民の日」は観覧無料
【問い合わせ先】
群馬県立近代美術館
TEL:027-346-5560