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銅版画家・長谷川潔の展覧会が群馬県立近代美術館で - 静謐な“モノクロームの世界”画業をたどる

特別展示「長谷川潔 銅版画の世界 自然をみつめるまなざし」が、群馬県立近代美術館にて、2024年3月2日(土)から4月7日(日)まで開催される。

静謐な銅版画作品など115点を展示

長谷川潔 《小鳥と胡蝶》 1961年 個人蔵(群馬県立近代美術館寄託)
長谷川潔 《小鳥と胡蝶》 1961年 個人蔵(群馬県立近代美術館寄託)

長谷川潔(はせがわ きよし)は、20世紀を代表する銅版画家のひとりだ。明治24年(1891年)に生まれた長谷川は、大正7年(1918年)、銅版画技法を学ぶために渡仏。以後帰国することなく、さまざまな銅版画の技法で作品を手がけ、昭和55年(1980年)フランスでこの世を去った。

長谷川潔 《小鳥と胡蝶》 1961年 個人蔵(群馬県立近代美術館寄託)
長谷川潔 《小鳥と胡蝶》 1961年 個人蔵(群馬県立近代美術館寄託)

長谷川の大きな功績として知られるのが、19世紀に写真が誕生してから廃れていた銅版画技法「マニエール・ノワール(メゾチント)」を再興したことだ。静謐で深遠なその作品は、国際的に高く評価されている。

長谷川潔 《花(切子ガラスに挿したアネモネと草花)》 1944-45年 個人蔵(群馬県立近代美術館寄託)
長谷川潔 《花(切子ガラスに挿したアネモネと草花)》 1944-45年 個人蔵(群馬県立近代美術館寄託)

特別展示「長谷川潔 銅版画の世界 自然をみつめるまなざし」は、群馬県立近代美術館が近年寄託を受けた長谷川の作品群を一挙に公開する、初の機会。《コップに挿した枯れた野花》や《小鳥と胡蝶》といった銅版画ばかりでなく、鉛筆デッサンや制作段階の試し刷り、渡仏前の木版画などを含む寄託作品に、同館の所蔵作品を加えた115点を通して、長谷川の画業の展開をたどってゆく。

展覧会概要

特別展示「長谷川潔 銅版画の世界 自然をみつめるまなざし」
会期:2024年3月2日(土)〜4月7日(日)
会場:群馬県立近代美術館 1F 展示室1
住所:群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般 300円(240円)、高校・大学生 150円(120円)
※( )内は20名以上の団体割引料金
*中学生以下、障害者手帳などの所持者および介護者1名は無料

【問い合わせ先】
群馬県立近代美術館
TEL:027-346-5560

Photos(7枚)

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