中野 靖が2006年春夏シーズンからANSNAM(アンスナム)をスタートする。
ANSNAM(アンスナム)は中野 靖が立ち上げた日本のブランド。
2000年、エスモードジャポン メンズコース卒業。その後様々な文化様式や伝統服飾に触れる目的で、のべ30カ国を巡る。
帰国後、sacaiにてアシスタント、生産を務める。
2006年春夏シーズンにANSNAM(アンスナム)を立ち上げ、4型のアイテムからスタートする。
ANSNAM(アンスナム)は、伝統を推し進めるために更なる開発をし、開発を推し進めるために伝統を尊重する。
素材、パターン、テーラリング技術、縫製等すべてにおいてハイクオリティーな技術を持つ職人が携わり、ハンドメイドによって製品が作り出される。
翌年よりミラノ、パリでコレクションを発表。
2010年春夏シーズンより、新プロジェクトLYTHA(リター)を立ち上げる。
2013年春夏シーズンよりレディースブランドREAULL(リュール)を立ち上げる。
■LYTHA(リター)について
アンスナムでは、素晴らしい職人と時間を共有する事で信頼関係を築きながら、コレクションを重ねて来た。
この関係性を、より強固なものへ、そして産業に新たな展望を生み出し、これまでに実現し得なかった流れを創り出すために、このLYTHAというプロジェクトを立ち上げた。
その本意は、仏教に伝わる「利他」、ギリシャ語で「rytha 流れる」。
紡、織、縫製、加工、附属など製造サイドのファクトリーに関する詳細情報をブランドタグに表明し、服作りの中枢を露にする事で、製作から消費までの全てのレベルにおいて利他主義をもたらす事が、クリエーションの根幹となっている。