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特別展「日本のタイル100年」江戸東京たてもの園で - 日本におけるタイルの歴史と役割を紹介

特別展「日本のタイル100年─美と用のあゆみ」が、江戸東京たてもの園にて、2023年3月11日(土)から8月20日(日)まで開催される。

日本におけるタイルの歴史をたどる

子宝湯浴室のタイル 1929年(昭和4年) 江戸東京たてもの園内
子宝湯浴室のタイル 1929年(昭和4年) 江戸東京たてもの園内

特別展「日本のタイル100年─美と用のあゆみ」は、日本におけるタイルの源流と歴史を紹介する展覧会だ。

柿右衛門色絵応龍文陶板 17世紀 写真提供:前坂晴天堂
柿右衛門色絵応龍文陶板 17世紀 写真提供:前坂晴天堂

薄板状のやきもの「タイル」は、古代エジプトに起源を持つとされており、その耐久性と汚れを落としやすい特性から世界各地に広まった。日本にもさまざまな地域を経由して伝わり、こうした伝来の経緯を反映してさまざまな名で呼ばれていたものの、1922年(大正11年)に「タイル」という名称に統一されることが決められた。

平和記念東京博覧會全景鳥瞰図 1922年(大正11年) 東京都江戸東京博物館所蔵
平和記念東京博覧會全景鳥瞰図 1922年(大正11年) 東京都江戸東京博物館所蔵

大正時代に「タイル」へと名称が統一された背景には、西洋建築の隆盛や生活様式の変化があったという。以後、地震や戦争などを経つつ、人びとの生活や都市の変化に応じて日本ならではのタイル文化が育まれてゆくこととなる。

同潤会江戸川アパートメント食堂壁面タイル 1934年(昭和9年) 山茶窯製陶所製 東京都江戸東京博物館所蔵
同潤会江戸川アパートメント食堂壁面タイル 1934年(昭和9年) 山茶窯製陶所製 東京都江戸東京博物館所蔵

本展では、「タイル」への名称統一以前までに作られてきたタイル文化をたどりつつ、台所や洗面所、ビル、地下鉄の駅、銭湯など、さまざまな場で使われてきた日本のタイルの歩みを紹介。時代背景にも光をあてつつ、意匠性と実用性のあいだでタイルが果たしてきた役割を探ってゆく。

展覧会概要

タイル名称統一100周年記念 江戸東京たてもの園開園30周年記念
特別展「日本のタイル100年─美と用のあゆみ」
会期:2023年3月11日(土)~8月20日(日)
会場:江戸東京たてもの園 展示室
住所:東京都小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内
開園時間:3月17日(金)まで 9:30~16:30 / 3月18日(土)から 9:30~17:30
※入園はいずれも閉園30分前まで
休園日:月曜日(月曜日が祝休日の場合はその翌日。ただし3月20日(月)・27日(月)、4月3日(月)、5月1日(月)は開園)
入園料:一般 400円(320円)、65歳以上 200円(160円)、大学生(専修・各種含む) 320円(250円)、中学・高校生(都外) 200円(160円)
※( )内は有料入園者20名以上の団体料金
※中学生(都内在住または在学)、小学生、未就学児童は無料
※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳の所持者および付添者2名は無料

【問い合わせ先】
江戸東京たてもの園
TEL:042-388-3300 (代表)

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