展覧会「ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」が、福岡市美術館にて、2023年4月8日(土)から6月4日(日)まで開催される。美術館「えき」KYOTOほか全国で開催される巡回展だ。

多岐にわたるミュシャの仕事を紹介

アール・ヌーヴォーの代表作な画家として知られるアルフォンス・ミュシャは、女優サラ・ベルナールが演じる劇『ジスモンダ』のポスターをはじめ、数々のポスター作品を手がける一方、油彩画や水彩画、デザインなど、多岐にわたるジャンルの作品を残した。とりわけ、優美な女性像に花々を組み合わせたグラフィックデザインやプロダクトデザインの作品は、絵画とは異なる魅力を持っている。

展覧会「ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」では、ミュシャが手がけた仕事のジャンルの多彩さに着目。なかでもデザインに光をあて、書籍の挿絵、ポストカード、菓子や香水のパッケージ、宝飾品など、多岐にわたる作品を紹介する。

また、《ジスモンダ》や《椿姫》、《黄道十二宮》など、ミュシャの代名詞ともいえるポスター作品のほか、《エリシュカ》をはじめとする油彩画や水彩画なども展示。加えて、ミュシャが身近な人びとや生活を写した写真も目にすることができる。

展覧会概要

展覧会「ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」
会期：2023年4月8日(土)～6月4日(日)
会場：福岡市美術館
住所：福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
開場期間：9:30～17:30(最終入場は閉場30分前まで)
休館日：月曜日
観覧料：一般 1,700円(1,500円)、高校・大学生 1,000円(800円)、小・中学生 600円(400円)
※( )内は前売および20人以上の団体料金
※学生は入場時に学生証などを提示
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者(介護者1名含む)は前売料金で入場可(要証明)
※チケットは、2月4日(土)10:00より、ローソンチケット(Lコード 82354)、チケットぴあ(Pコード 686-359)、セブンチケット、イープラス、楽天チケット、アソビュー、 ARTNEチケットオンラインほかにて販売

【問い合わせ先】
ミュシャ展 福岡会場事務局(西日本新聞イベントサービス内)
TEL：092-711-5491 (平日 9:30〜17:30)