「ムーミンコミックス展」が、長崎県美術館にて2022年1月21日(金)から3月27日(日)まで開催される。先に名古屋、横浜など全国各都市で開催されてきた巡回展となる。

「ムーミンコミックス」の原画など約280点が集結

「ムーミンコミックス展」は、ムーミン童話の原作者トーベ・ヤンソンと弟のラルス・ヤンソンによって20余年にわたり連載された漫画「ムーミンコミックス」の原画など約280点を日本初公開する展覧会。ムーミンが広く知れ渡っていくきっかけともいえる「ムーミン コミックス」に焦点を当て、キャラクター設定やスケッチ、原画などを通じて、ムーミンたちの豊かな世界観を紹介する。

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「ムーミンコミックス」は、ムーミン童話の世界を気楽でコミカルな漫画で表現した作品。時には社会風刺のエッセンスも加えつつ、トーベとラルス、姉弟ならではの連携プレーで新聞にて長きにわたって連載を継続した。コミックス連載はフィンランドのスウェーデン語系新聞「ニィ・ティド」紙に始まり、イギリスの夕刊紙やデンマーク、など各国の新聞に掲載。最盛期には40カ国以上、120紙の新聞に転載されるなど、幅広い人々から人気を博していた。

トーベが描いたドローイングやスケッチ、ラルスの貴重な原画も

「ムーミンコミックス展」会場には、「ムーミンコミックス」の連載にあたり、トーベが描いたキャラクター設定のドローイングやスケッチが一堂に集結する。また、ラルスが一人で手掛けたムーミンコミックス52作品の中から4作品を選出し、実際に使用した貴重な原画も紹介。うち3作品は日本ではまだ書籍化されておらず、ファンならずとも必見の展示となっている。

エコバッグやキーホルダーなど展覧会オリジナルグッズ

また、特設ショップでは展覧会オリジナルグッズが多数勢揃い。トートバッグ付の公式図録をはじめ、愛らしいムーミンたちのイラストを配したエコバッグやクッションカバー、「ムーミンコミックス」モチーフのパーカー、チャーミングなアクリルキーホルダーなどが揃う。

【詳細】
ムーミンコミックス展
開催期間：2022年1月21日(金)～3月27日(日)
開館時間：10:00～20:00(最終入場 19:30)
※1月21日(金)～2月13日(日)は開館時間を短縮。10:00～18:00(最終入場 17:30)。
会場：長崎県美術館 企画展示室
住所：長崎県長崎市出島町2-1
休館日：1月24日(月)、2月14日(月)、28日(月)、3月14日(月)
観覧料：一般 1,300(1,100)円、大学生・70 歳以上 1,100(900)円、高校生 900(700)円、小中生 500(300)円
※小学生未満は無料。
※( )内は前売または15名以上の団体割引料金。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者および介護者1名は5割減額。
※会期中、本展観覧券でコレクション展にも入場可。