「誕生70周年記念 ミッフィー展」が、2025年9月13日(土)から11月4日(火)まで、神奈川・横浜のそごう美術館にて開催。東京・松屋銀座でも開催された巡回展だ。
2025年に誕生70周年を迎えた「ミッフィー(うさこちゃん)」は、オランダの絵本作家でありグラフィックデザイナーのディック・ブルーナによって生み出された小さなうさぎの女の子。ぬくもりあるストーリーや愛らしいキャラクター、グラフィカルな色使いで、世界中の人々を魅了してきた。
“もっと、もっと、ミッフィー”をテーマにした「誕生70周年記念 ミッフィー展」では、ミッフィーシリーズ全32作品の原画やスケッチが日本で初めて一堂に集結する。
展示されるのは、ディック・ブルーナが手がけたミッフィーシリーズ全32作の絵本の原画やスケッチなど。1955年の『ちいさなうさこちゃん』初版から、2009年出版の『うさこちゃんのおじいちゃんへのおくりもの』まで、各作品から合計200点以上が並ぶ。
中でも見どころは、日本初公開となる『うさこちゃんおとまりにいく』、『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』に加え、『うさこちゃんとたれみみくん』の3作品。おばあちゃんの死をまっすぐに描いたストーリー、友だちとの身体的な違いを通してミッフィーが気づいたことや勇気ある行動など、シンプルな色と線で優しく描き上げたミッフィー絵本の本質を感じることができる。
さらに、ディック・ブルーナがオランダ語で絵本『うさこちゃんとうみ』を朗読する映像が、2005年の「ミッフィー展」以来20年ぶりに再公開される。やさしく、ときにユーモラスなディック・ブルーナの声と、原語であるオランダ語の響きを楽しむことができる。
このほか、アーティストを夢見ていた若き日のディック・ブルーナが描いた絵画や、父親が経営していた出版社で手がけたペーパーバックの装丁、そしてポスターも展示。《サックスを持つ男》や、ディック・ブルーナが表紙を手がけた「ブラック・ベア」シリーズのポスターなどを目にすることができる。
横浜会場では、入館券にトートバッグと会場限定チャームがセットになった特別なチケットも数量限定で用意。ブルーナカラーで彩られたキュートなグッズを手に、展覧会を楽しんでみて。
【詳細】
「誕生70周年記念 ミッフィー展」
開催日程:2025年9月13日(土)~11月4日(火) ※会期中無休
開館時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)
※9月22日(月)のみ19:00閉館
※そごう横浜店の営業時間により変更の場合あり
会場:そごう美術館
住所:横浜市西区高島2-18-1
入場料:一般1,800(1,600)円、大学・高校生1,200(1,000)円、中学生以下無料
※( )内は公式オンラインチケット、2025年9月12日(金)までにそごう美術館で購入、またはクラブ・オン/ミレニアムカード、クラブ・オン/ミレニアム アプリ提示の場合の料金。
※障がい者手帳所持者および同伴者1名は無料。
※混雑時は入場制限・入館券販売中止の可能性あり。
※展覧会・イベントは中止や延期、一部内容が変更となる場合あり。
<グッズ付チケット>
発売日:2025年7月19日(土) 10:00
セット内容:入場券、チャーム付きトートバッグ、横浜会場限定チャーム(非売品)
価格:4,000円
※数量限定1,000セット。
<巡回情報>
名古屋:12月6日(土)~2026年1月18日(日) 松坂屋美術館
【問い合わせ先】
そごう美術館
TEL:045-465-5515(美術館直通)