渋谷パルコは、オープン1周年を記念したイベント「渋谷パルコ 1st アニバーサリー(SHIBUYA PARCO 1st ANNIVERSARY)」を開催。2020年11月19日(木)より順次、館内各所にてアート展示や展覧会、期間限定ストアなど、アート関連イベントを開催する。
注目は、11月19日(木)の1日限定で1Fに展示される、現代アーティストのダニエル・アーシャムとポルシェのコラボレーションアート作品「クリスタル エローデッド ポルシェ911(Crystal Eroded Porsche 911)」。
ポルシェのアイコンである自動車「911」を採用し、白くマットな石膏素材をベースに、彫刻とクォーツを取り入れた加工を施すことで、時間を重ね進化してきた強靭な車体内部を表現。“劣化”や“浸食”といったダニエル・アーシャムの象徴的なモチーフを外観に取り入れることで完成した、ダニエル・アーシャム初の駆動可能な作品となっている。
2Fの「2G NANZUKA」では、スペイン人アーティスト、ハビア・カジェハの新作個展「NO ART HERE」を11月19日(木)から12月20日(日)まで開催する。ちょっとした仕掛けやを加えることで驚きやユーモアを与える作品を得意とするハビア・カジェハ。
今回は「ここにアートはない」というプラカードを掲げた立体作品と、それに基づくインスタレーションを展開する。一見すると自虐的な冗談のようにも思えるメッセージながら、逆説的にこのスカルプチャー作品がアートであると認識させられている、というトリックが隠されている。
4Fのパルコミュージアムトーキョーではマガジンハウスのカルチャー雑誌『リラックス(relax)』復刊を記念した回顧展「wanna relax?」を11月20日(金)から29日(日)まで開催。『リラックス』の元編集長・岡本仁によるキュレーションにより、現存する貴重な原画や映像資料、読者だけに届けられた当時のノベルティの数々などを一同に展示する。
さらに、かつて『リラックス』の副編集長を務め、『ギンザ(GINZA)』の編集長も務めた経歴を持つ中島敏子ディレクションによる「OUR FAVORITE SHOP 2020」も会場内に登場し、記念商品を販売する。
また、復刊を記念したブランドとのコラボレーションアイテムも登場。ア ベイシング エイプ(A BATHING APE)からは、グラフィックをプリントしたTシャツとクリアファイルのセットが発売される。加えて、マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)の新ラインであるヘブン バイ マーク ジェイコブスからは、ダブルヘッドベアモチーフのコラボレーションTシャツやスウェット、エクストララージ(XLARGE)からは、『リラックス』のキャラクター「リラックス ボーイ」をフィーチャーした長袖Tシャツが登場する。
世界的なコレクションブランドから気鋭のデザイナーズブランドまで幅広く取り扱うセレクトショップのミッドウエスト(MIDWEST)が、11月19日(木)から12月6日(日)までの期間、期間限定ショップをオープン。ダブレット(doublet)、フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)、ラフ シモンズ(RAF SIMONS)、マメ(Mame Kurogouchi)、アキラナカ(AKIRANAKA)、ミュラー オブ ヨシオクボ(muller of yoshiokubo)、アンデコレイテッド(UNDECORATED)といったブランドの、厳選されたアイテムを展開する。
1F・ポップ バイ ジュンにて、まんが家/コラムニストの渋谷直角による期間限定ショップ「BIRTH OF RELAXBOY ~リラックス・ボーイ誕生~ 」が、11月20日(金)から12月13日(日)までオープン。渋谷直角が今までに出会った豪華ゲストの私物が出品される。買う前は誰が出品したアイテムか明記されない形で店頭に並び、購入した段階で誰の出品したアイテムか判明するユニークなシステムとなっている。