星野リゾートが台湾第2の都市・台中に開業した「星のやグーグァン」は、標高3000m級の台湾中央山脈に囲まれた郊外の温泉地にひっそりと佇む“ラグジュアリー温泉リゾート”。星野リゾートが海外が手掛ける宿泊施設は「星のやバリ」に続く2軒目となる。
この記事では、そんな「星のやグーグァン」自慢の温泉やこだわりの食事など、おすすめポイントを紹介。気になる予約方法や宿泊料金、アクセス、送迎サービスまでを徹底解説する。
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「星のやグーグァン」は、2019年に台湾第2の都市、台中の郊外にある温泉地・谷關(グーグァン)にオープンした宿泊施設。星野リゾートが台湾で初めてプロデュースする“ラグジュアリー温泉リゾート”として、「温泉渓谷の楼閣(ろうかく)」をコンセプトに開業した。
標高3000m級の台湾中央山脈に囲まれた谷關は、台湾では避暑地ともされており、亜熱帯の台北とは異なる魅力を秘めた場所。大甲渓(だいこうけい)と呼ばれる河川が削り出した谷あいが、枯渇することなく湧き出る温泉や豊かな湧き水、心地いい風を生み出している。
「星のやグーグァン」の予約は、ベストレート保証の星野リゾート公式サイトで行うのがベスト。最もお得な価格で、「星のやグーグァン」に宿泊することができる。
1泊の値段は2人利用で18,000台湾ドル(1室あたり、税・サービス料別、食事別)から。1台湾ドル=約4.8円(2025年5月の相場)で日本円に換算すると約86,400円となる。価格は客室タイプやシーズンによって異なるため、公式サイトでの予約時に値段をチェックするのがおすすめだ。
「星のやグーグァン」へアクセス空路で日本から台北へ飛んだ後、陸路に乗り継いで台中へアクセス。台北から台中までの陸路は台湾高速鉄道(台湾新幹線)、台湾鉄道、長距離バスの3種類があるが、最速で台中駅へ到着するのは台湾高速鉄道。料金は約850台湾ドル、時間は50分程度。
※桃園国際空港、台北松山空港、台中国際空港、台中新幹線駅と「星のやグーグァン」間の送迎サービス(有料)も用意されている。宿泊の3日前までに「星のやグーグァン」の公式サイトで予約すればOK。
「星のやグーグァン」の送迎サービスは、「星のやグーグァン」から下記の場所間で利用することが可能。宿泊の3日前までに「星のやグーグァン」の公式サイトで予約する必要がある。
場所/料金:
・台中国際空港 3,700台湾ドル(約13,320円)
・台中新幹線駅 3,000台湾ドル(約10,800円)
・桃園国際空港 4,900台湾ドル(約17,640円)
・台北松山空港 4,900台湾ドル(約17,640円)
※価格は全て3名乗り、税別。
「星のやグーグァン」にせっかく宿泊するのなら、訪れる前に施設の特徴を押さえておきたいもの。ここからは「星のやグーグァン」での滞在を存分に満喫するために知っておきたい、5つの魅力を紹介していく。
「星のやグーグァン」の最大の魅力は、なんといっても“源泉かけ流し”の半露天風呂付き客室。すべての客室に半露天風呂が設置されているため、いつでも自家源泉かけ流しの温泉を楽しむことができる。
泉質
「星のやグーグァン」の温泉は、無色無味の弱アルカリ性炭酸水素塩泉。肌への刺激が少なく、通称「美肌の湯」とも言われている。谷關温泉は枯渇することなく湧出しており、年間を通して安定的な湯量が確保できるため、“全室”で源泉かけ流しの半露天風呂が実現した。
客室タイプ
ほとんどの客室がメゾネットタイプとなっており、リビングや寝室とは別階に、半露天風呂を備えた温泉フロアを設けている。客室のバリエーションは下記の通り。人数やシーンに合わせて最適な客室を選びたい。
月見(定員2名/広さ105平米)
他の客室タイプの約2倍の広さの温泉フロアを持つ客室。夫婦やカップルにおすすめのラグジュアリーな空間。温泉フロアには、大きな半露天風呂と風を感じながらゆったりと寝転がってくつろげるソファがある。別階にはリビングや寝室、景色を楽しむ月見台を備えている。