東京・芝浦一丁目における大規模複合開発「ブルーフロント芝浦(BLUE FRONT SHIBAURA)」により、商業施設などを備えたツインタワーが、2030年度に全体開業予定。先んじて2025年7月1日(火)には高級ホテル「フェアモント東京」、2025年9月には南側の「タワー S(TOWER S)」のショップ&ダイニングがオープンする。
新たに誕生するツインタワーは、野村不動産・野村不動産ビルディング・東日本旅客鉄道が共同で行う大規模複合開発「ブルーフロント芝浦」のもと建設される。JR浜松町駅や田町駅に近く、浜離宮恩賜庭園といった観光スポットが周辺にある東京湾岸部・浜松町エリアにて、延床面積約55万㎡を再開発する大規模プロジェクトだ。
「ブルーフロント芝浦」では、東京湾岸部・浜松町エリアの持つ水辺という特製を活かし、ベイエリアと東京都心部を「つなぐ“まち”」となることを目指す。
建設されるのは、地上43階建ての「タワー S」、地上45階建ての「タワー N(TOWER N)」から成る高さ約230mのツインタワー。「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」跡地に建つ南側の「タワー S」は、35~42階に日本初進出となるラグジュアリーホテル「フェアモント東京」、1~3階にショップやダイニングといった商業施設、7~33階にはオフィスが入る。
2030年度竣工予定の北側「タワー N」は、低層階が「タワー S」と連結しており、1階から3階には商業施設が入る。そのほか、集合住宅とオフィスを備える。
「タワー S」と「タワー N」の低層部にオープンする商業施設は、2025年9月に開業予定。地域のハブとなることを目指す2つのフードホールを中心に、ランチやディナータイムなど、幅広いニーズに応える飲食店など約40店舗で構成される。
「ブルーフロント芝浦」の目玉の1つとなる、2025年7月1日(火)開業のラグジュアリーホテル「フェアモント東京」。東京港から東京都心のパノラマビューが広がる「タワー S」35~43階に展開し、スイートを含む全217室のゲストルームのほか、5つのレストランと2つのバー、スパ、フィットネスセンター、プール、チャペルなども設ける。
「フェアモント東京」のロビーラウンジ「ビュメール(Vue Mer)」では、2つのテーマでシグネチャーメニューのアフタヌーンティーを用意。旬のスイーツを落とし込んだフレンチスタイルと、和スイーツやおにぎりのセイボリーを揃えた和スタイルから選べる。
スパ施設などの付帯施設が充実しているのも「フェアモント東京」の魅力だ。約20メートルの屋内インフィニティプールでは、都会の喧騒を忘れる優雅なひと時を過ごすことができる。また、ミスト&ドライサウナ、3つのボディ&フェイシャル トリートメント、都心のパノラマビューを望む屋外リラクゼーションプールなども備えている。